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Data

• 区分／間取り

  マンション/2LDK

• 面積

  52.1 ㎡

• 内容

  リノベーション

新しい住まいづくりにあたり、「どうせなら好きなテイストで仕上げたい」
と考えたO様がFINDを訪れてくださったのは今回で3度目。
過去の工事を通して、打ち合わせの楽しさや、素材選び・インテリアの完成イメージまで
丁寧に共有してくれる点に信頼を寄せてくださり、迷うことなくご依頼いただきました。

目指したのは“麻布台ヒルズのようなホテルライクな世界観
R壁やガラス、タイル、グリーンをキーワードに、上質でしっとりとした空間をつくることがO様のゴールでした。

インテリアはアクタスやニューライトポタリー、BP、アンビエンテック、イッタラなど、
お気に入りのブランドを軸に素材・色・フォルムに優れたアイテムを中心にチョイス。

また、以前から実現したかったタイルや間接照明、壁のように見える扉、ガラス扉、R壁、ライン照明入りのオープンシェルフなどの暮らしを演出するアイデアをふんだんに取り入れました。

色と素材はグレージュ、グリーン、真鍮をポイントに。
落ち着きと奥行きを併せ持つ空間構成を目指しました。
設計では、O様と担当プランナーが互いにイメージを持ち寄りながらディテールを積み重ね、
回を重ねるごとに“おさまり”やデザインの精度がブラッシュアップされていく安心感がありました。

中でも象徴的なのが、リビングの前室として新たに設けたホールです。
3方をガラス戸に囲まれたホールは住まいに奥行きを与える存在となり、まるでホテルのロビーを思わせる非日常性を帯びています。

照明計画では小径ダウンライトを採用し、天井と揃えたライン照明やアクセントとなるブラケット照明で明かりのリズムを構成。
ホールには人感センサーと調光を組み合わせ、スイッチ類は見えない位置に配置することで“ノイズのない空間”を実現しました。

暮らしが始まってから、O様は「ホールを通る瞬間がオンからオフへ切り替わる心地よいスイッチになっている」と語ります。

象徴的なR壁はリビング全体をやわらかく包み込み、
ホールはお気に入りのタイルを背景に季節のインテリアを楽しめる“見せ場”としても活躍。
訪れた友人から「家とは思えない」「ホテルのよう」と驚かれるほど印象的な空間に仕上がりました。

暮らしのテンポにゆとりが生まれ、自分らしい時間が心地よく流れる住まいになったといいます。
「新築に手を入れて、自分仕様にアップデートでき、思い描いた通りの空間が完成しました」と、
満足感を持って新しい毎日を愉しまれています。

最後に、O様はこれからリノベを検討する方へのメッセージとして、
「やりたいことを伝えることも大切ですが、専門家のアイディアを取り入れることで
思ってもみなかった気付きや“やってよかった”が生まれます。
いろいろな知恵が合わさり、愛着の持てるデザインになる。ぜひFINDさんで理想の空間づくりを愉しんでください」と話してくれました。