OUR WORK実例紹介

愛猫と紡ぐ、光と素材のアンサンブル

Before Photo
Data
  • 家族構成

    ご夫婦
  • 区分/間取り

    マンション/2LDK+WIC
  • 面積

    133 ㎡
  • 築年数

    34 年
  • 内容

    リノベーション
  • エリア

    東京都墨田区

愛猫と紡ぐ、光と素材のアンサンブル

奥様が勤務されるオフィスの改装をFINDが数回手掛けていた縁から始まった、今回のリノベーションプロジェクト。
「いつかリノベーションを」と考えていたご夫妻の背中を押したのは、大切なご友人の別れでした。
「いつか」が明日来るとは限らない。
その実感が、愛猫との新しい暮らしに向けた住まいづくりをスタートさせるきっかけとなりました。

今回のリノベーションで最大のテーマとなったのは「猫ちゃんとの共生」です。
インテリアの主役は、奥様がこだわったヘリンボーンの床。
植物や小物を床に置きにくい猫ちゃんとの暮らしにおいて、床自体に表情を持たせることで、空間に華やかな遊び心を生み出しました

一方で、壁のコーナー部分には全面にタイルを採用。
これは、猫ちゃんが爪を研いでしまっても耐えられる素材をという、実用面からのリクエストです。
また、LDKと猫ちゃん専用の部屋をガラス扉で仕切ることで、視線が抜け、空間全体をより広く、一体感のあるものに見せています。

ご主人のこだわりは、かつてアパレルの店舗設計に携わっていた経験を活かした、ドラマチックな空間構成にあります。
天井は配管を避けつつ最大限の高さまで上げ、ノイズを削ぎ落としたフラットな仕上げに。
そこにバンクライトや小型ダウンライト、寝室のヘッドボードへ仕込んだ間接照明を組み合わせることで、まるで店舗のような洗練された照明計画を実現しました。

既存のサッシの色に合わせて窓枠をブラックで統一し、LDK側は枠を細くすることでスッキリと見せるなど、ディテールにも妥協がありません。

設計プロセスで生まれたアイデアが、暮らしに彩りを添えています。
例えば、トイレの手洗いを設置する際にリビング側にせり出すご提案。
そこでできたリビング側のスペースにはカウンターを設置しました 。

これによりトイレは空間に広がりができ、リビング側には荷物を置くなど便利に使えるスペースが生まれました 。

洗面室の背面に設けたカウンターは、奥様にとってプライベートアトリエのような存在 。
今回のリノベーションで食洗機や洗濯乾燥機を導入したことで家事時間が短縮され、その分、自分の趣味に費やせる時間が増えました 。
ちょっとした仕事や、新調した家具のカバーを手作りするなどの作業をこの場所で楽しみ、以前よりも暮らしのリズムにゆとりが生まれています 。

「こうすればよかった、という場所が一つもありません」と語るご夫妻。
ご主人が出張で不在の夜も、温かみのある照明の下で猫ちゃんと過ごす時間は寂しさを感じさせません。
寝室のパーソナルチェアに腰掛け、ワインを片手に映画を楽しむひとときが、一日の疲れを優しく癒してくれます。

「いつかと思っているなら、早くやったほうがいい」 資材高騰などの現実的な理由もありますが、
何より「お気に入りの空間で心地よく過ごせる時間を少しでも長く持つこと」の価値を、お二人は日々実感されています。
猫ちゃんがアーチ状の専用通路を颯爽と駆け抜ける姿を眺めながら、自分たちらしい「家時間」を満喫する毎日です。