COLUMNコラム

購入前に知りたい、マンションリノベーションでニーズの高い3つのポイント

購入前にしたいリノベーションが出来るか確認!

マンションリノベーションでニーズの高い3つのポイント

「間取りは変えられるか」
「水廻りを移動できるかどうか」
「むく材のフローリングに出来るかどうか」

を確認していきましょう!

まずは「間取りは変えられるか」

間取り変更について、マンションの構造によってリノベーションの自由度は変わってきます。
ラーメン構造、壁式構造かをまずは確認!
ラーメン構造とは柱と梁で構成されている空間で、基本的に解体が出来る間仕切り壁で空間が作られています。

リビングを広くしたい、キッチンの向きを変えたい、収納がほしい!、壁を取り除きたい、という方は、ラーメン構造のマンションがおススメです。

一方、壁式構造は壁で構造を支えているため、梁や柱がなく、壁、天井面が平らな空間が広がります。
また、室内に一部撤去できないコンクリート壁があるので、間取りの制約が発生します。

プランを考える上で、制約を生かしたレイアウトのご相談も可能ですので、欲しいと思った物件が壁式構造でもお気軽にご相談ください。

次に、「水廻りを移動できるかどうか」

間取り変更にあわせてキッチンのレイアウトや水周りの場所を整理して部屋を広くしたいなど水周りの移設は配管や排気ダクトをどれだけ延長できるかに関係します。

二重床はコンクリートとの間に空間があるので比較的移動が可能ですが、二重床でも配管経路によっては床を上げる必要が出てくる場合も。直床の場合は床をあげてあげる必要がありますが、床材などを替える事で視覚的なポイントにすることも可能です。

古い構造のマンションでは、階下の天井裏に配管されていることもあるので、インフラの確認を購入前にしておくのがおススメです。

そして、「むく材のフローリングに出来るかどうか」

マンションの管理規約で、遮音性に関しての取り決めを行っている場合が多く、無垢材や挽き板のフローリングを採用する場合は、遮音性を担保するため、二重床にする必要があります。(防音マットを敷く方法もあります)
床を上げる場合、天井高が低くなる可能性もありますので、現地でどのようなことが出来るかしっかりと確認します。

無垢材は風合いがよかったり、経年で魅力が増すのが人気です。
一方、オイルを定期的に塗る必要があるなど、手間がかかる一面も。樹種も多様で、色、風合い、デザイン、コストなど希望するイメージと商品のメリット、デメリットをしっかりと把握した上で内装材を選んでいきましょう!

そのほかにも

天井のコンクリートあらわし仕上げは最近のリノベーションではよく見るような仕上げになっています。天井を仕上げない分、費用が抑えられると思われることもありますが、一般的に解体、撤去、電気、仕上げなどで天井を既存利用するよりコストはかかります。

天井裏には排気ダクトや電気配線などが通りますのでどのように見せるかで金額が変わっていきます。
天井がクロス直張りの場合はそれ以上上げることが出来ないので注意が必要です。マンションの経年を感じる室内や、無骨でメリハリのある男っぽい空間を手に入れたい方はお気軽にご相談ください!

叶えたい理想の空間の要素をまずは書き出して見ましょう。
優先順は必ずありますので、出来ること出来ないことを整理して、可視化しておくと失敗しないリノベーションに近づきます。
FINDではさまざまなサポートを準備しております。

ぜひ、物件購入を検討される際はお声掛けください!

不動産グループ

資金計画、FPサービスを得意とするFINDの不動産プランナー。リノベーション向きの物件や、不動産の売却、有効活用方法など、様々な切り口から不動産に関する情報をお伝えします。