OUR WORK実例紹介

光と暮らす家。照明デザイナー夫婦が叶えた、奥行きある住まい

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共に照明デザイナーとして活躍されるH様ご夫婦。
ご主人様は株式会社HIBIKI の代表を務めており、建築空間や都市計画、ランドスケープといった
幅広い分野で、「光」をテーマにした空間づくりを手掛けていらっしゃいます。

これまでの生活のなかで感じていた日々のストレスや、「こうだったらいいのに」という想いを解消するため、
H様ご夫妻は中古物件を購入し、リノベーションによる住み替えを決意されました。

以前、FINDが手がけた住まいの照明計画に携わったことをきっかけに、
FINDの住まいづくりに対する姿勢や、お客様に寄り添う提案力に共感いただき、
物件探しから設計・施工までトータルでお任せいただきました。

物件は、複数の内覧を重ねたなかで、広さや立地条件に納得のいく一室を選定。
リノベーションでは、ご夫妻それぞれの専門性を活かした照明計画と、暮らしやすさに配慮した空間設計が随所に反映されています。
間取りは、もともとの個室2部屋とLDKを大きく組み替え、キッチンをオープンにして広がりのあるLDKへ。

閉塞感のあった洗面室・浴室・トイレは、レイアウトそのものは大きく変えずに間仕切りの位置を調整し、
空間を有効に使うことで、ゆとりのある水まわりへと生まれ変わりました。

独立していたキッチンはリビングに開かれた配置とし、収納も充実した開放的な空間に。
LDKに面した子ども部屋は孤立しないように配置され、家族のコミュニケーションが自然と生まれる工夫を。

閉鎖的だった玄関はスペースを拡張することで、来客を気持ちよく迎えられる、明るく開放的なエントランスに仕上げました。

今回のリノベーションでとくにこだわったのが、照明の設計。
梁型に鏡を施し、そこに間接照明の光が映り込むことで、空間に奥行きと広がりをもたらす印象的な演出に。

建具や壁の仕上げにもこだわり、塗装仕上げの色味やアクセントカラーは施主様ご自身が選定。

住まい全体に心地よさと個性が共存する空間が完成しました。
設計中には、コスト調整の一環として間接照明の削減案もありましたが、「ここは残したほうがいい」と
FINDから提案したことで実現した演出が、完成後に「残して本当によかった」と語られる印象的なポイントとなりました。

完成した住まいは、これまで感じていた不満を一つひとつ丁寧に解消し、日々の暮らしに寄り添う理想の空間に。
不要なスペースを見直し、生活動線も整えることで、暮らしにフィットした住まいが実現しました。

リビングのソファの上は、お子さまのお気に入りの場所に。
訪れた方々からも「まるでホテルのよう」と好評の、洗練された住空間が誕生しました。