COLUMNコラム
- 2020.12.28
- 施設
保育園内装計画
今回のコラムは保育園内装計画のご紹介です。
3階建の新築の保育園の内装計画を行いました。
オーナー様からは
木、緑、森をテーマに森の中に包まれている感じにしたい
幼児教育に力をいれて差別化をはかっていきたい
というご要望をいただきました。
そこで、保育園の顔となるエントランスの壁は
本物の木を加工したパネルを貼り、見た目だけでなく
手触りなど、実際に木を感じられる空間をご提案しました。
天井には枝のシルエットを立体的に表現したアクセントを取り入れています。
熱帯魚の水槽も置きたいというご要望もいただいていましたので
園児みんなの目に留まるエントランスに水槽スペースを計画しています。
また、保育室内にはお絵かきやマグネットで数字の勉強などを
自由に楽しめる黒板の壁を計画しました。
床は転倒時のクッション性に優れ
傷や汚れにも強いフローリングを採用する計画としています。
シンボルツリーもできれば植えたいとのご要望を頂いていたのですが
外構周りにスペースがとれなかったため
各保育室にシンボルツリーがあるイメージで取り入れた
立体的な木のシルエットがアクセントとなっています。
加えて、エントランスでも採用した木のパネルをポイントで取り入れたり
天井と壁をテーマカラーの柔らかな緑色にすることで
『森に包まれた』空間を感じられる計画としました。
海老澤 知絵
ライフディレクション事業部 設計チーム / 一級建築士 / 既存住宅状況調査技術者