COLUMNコラム
- 2024.10.10
- オフィス
オフィスレイアウトのコツは?おしゃれにするためのポイントも
「オフィスのレイアウトを変更したいけど、働きやすくするためにはどうするべき?」
「おしゃれなオフィスの特徴を知りたい!」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
オフィスレイアウトは効率的な配置にすることで作業効率を高め、コミュニケーションを促進させることが期待できます。
そこで本記事では、オフィスレイアウトの基本の形からコツ、ポイントまで詳しく解説していきます。
これからオフィスのレイアウトを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.オフィスレイアウトをする前に知っておくべきこと
オフィスのレイアウトをする前には、以下のことをあらかじめ決めておくのがポイントです。
・従業員1人あたりに必要となる専有面積(労働安全衛生法事務所衛生基準規則第二章では1人あたり10立方メートル以上の確保が求められている) ・会議室やリフレッシュルームなどの設置、面積 ・通路幅の基準 ・机の配置パターンをコンセプトに基づき決めておく ・オフィスレイアウトをすることでどんな職場にしたいのか、イメージを固めておく |
オフィスレイアウトでは、オフィス内の動線なども考慮しながら、どのようなコンセプトにしたいのか、目的をある程度まとめておくべきです。
使いやすく居心地の良い職場にするためにも、最初のデザインや目的は重要となるため、プロの意見も聞きながら会社に合ったオフィスを目指しましょう。
また、オフィスリノベーション会社にお悩みなら、数多くの実績があり、デザイン性の高さに定評があるリノベーション会社『FIND』にお任せください!
FINDでは、おしゃれさや個性をプラスしながら、会社に合ったオフィスレイアウトを実現できます。
洗練されたおしゃれなオフィスにしたい方は、お気軽にお問い合わせくださいね。
2.オフィスレイアウトの基本の形7パターン
社員が長く過ごすオフィスは、デスクの向きや配置にこだわることで、より働きやすい環境にすることができます。
グループで動くのか、個別に集中したいのかなど、働き方に合ったレイアウトにするのがポイントです。
ここでは、基本的なレイアウトのおすすめポイントや注意点などを解説します。
基本的なオフィスレイアウトを知ることで、今後のイメージを膨らませたり、参考にすることができますよ。
基本的なオフィスレイアウトの形は、以下の7つです。
・対向型タイプ ・縦横型タイプ ・背面型タイプ ・左右対向型タイプ ・ブース型のタイプ ・自由度が高いタイプ ・集中個別ブースを導入するタイプ |
それぞれ順に説明していきます。
(1)対向型タイプ
対向型タイプのオフィスレイアウトは、同じチーム・同じ部署のメンバーが対面しながら向い合わせて座るため、コミニュケーションが図りやすく、情報共有しやすいのがメリットです。
社員同士が顔を合わせて座るため仕事の進捗具合を相談しやすく、社内の活性化にも繋がります。
ただし、上司や同僚の目が気になってしまい、個々の集中力は少し欠けてしまう可能性もあるため注意が必要です。
チームや部署ごとに机を分けたい、話合いながら仕事を進めたい会社に向いています。
(2)縦横型タイプ
縦横型タイプは、すべての机が同じ方向を向く学校の教室などにも似ているオフィスレイアウトです。
個人ごとのデスクワークが中心となる会社におすすめで、集中できる環境を整えやすいのがメリットです。
ただし、社員同士のコミュニケーションは取りづらくなってしまうため、チームで話合いながら仕事を進めたい会社には向いていません。
(3)背面型タイプ
背面型タイプは、廊下を挟んで背中合わせに座るタイプのオフィスレイアウトです。
椅子を回転させることで同じチーム内でも情報共有しやすくなったり、集中したい時には机に向かえるなどアレンジしながら円滑に仕事を進められるのがメリットです。
仕切り板を活用すればプライバシーへの配慮もできるため、チームで動く時もあれば個人で進める案件もある会社に向いています。
ただし、対向型と比較するとコミュニケーションはやや取りづらくなってしまうことや、仕切り設置などのコストがかかってしまうことが懸念されます。
(4)左右対向型タイプ
左右対向型タイプは、前席の人の背中を見るように机を並べ、列ごとに方向を変えるオフィスレイアウトです。
プライバシーが確保でき個人で集中しやすい環境を作りながら、各自で保管しておきたい書類などを置くスペースも作れるのがメリットです。
列ごとにパーテーションを設置したり、左右の位置を少しずらしたりするなど、会社によってアレンジをしながら取り入れることも可能です。
ただし、配線が複雑になってしまったり、一人当たりに使用するスペースが多くなってしまうことが懸念されます。
(5)ブース型のタイプ
ブース型のタイプは、席と席の間や正面をパーティションなどで区切り、個室のような空間にするオフィスレイアウトです。
周囲の視線を気にせずに仕事に取り組めるため、集中力が上がるのがメリットです。
ただし、全体的に圧迫感が出てしまったり、窮屈な印象を受けるケースもあるため、一人一人の保有面積などを工夫するのがおすすめです。
一人で仕事を進める専門職など、プライバシーを確保したり個人で機密情報を取り扱う会社に向いています。
(6)自由度が高いタイプ
自由度が高いタイプでは、個人が特定の席を持たずに一人一人がノートパソコンなどを活用し、好きな席で働くことができるオフィスレイアウトです。
毎日顔を合わせる人が変わるような仕組みを導入することで、会社全体のコミュニケーションの活発化を目指すことができます。
また、図書館や大学のように、その時空いているスペースで仕事を行えるため、出勤しない社員の席も有効活用でき、スペースを広く使えるのがメリットです。
ただし、使用後には綺麗な状態に個々で戻す必要があるため、場合によっては社員の負担が増えてしまったり、机に置いておきたいものを毎回設置しなければいけない面倒臭さが懸念されます。
働き方や書類の有無などによってレイアウトを調節するのがおすすめです。
(7)集中個別ブースを導入するタイプ
集中個別ブースを導入するタイプは、上記の自由度が高いオフィスレイアウトなどにプラスして作るのがおすすめです。
特に、チームで進める案件と個人で進める案件がある場合、集中個別ブースを作成しておくことで、自分の作業に集中できる環境を作ることが可能です。
自由度の高いレイアウトと上手く組み合わせることで、仕事の効率化と社内のコミュニケーションの両方を活発化させることが期待できます。
3.おしゃれなオフィスレイアウトのポイントとは?
おしゃれなオフィスレイアウトにするためのポイントは、以下の3つです。
・色の組み合わせを考える ・グリーンを活用する ・遊び心をプラスする |
過ごしやすく、おしゃれで快適なオフィスにするためには、色合いや遊びこごろにこだわるのがおすすめです。
順に紹介していきます。
(1)色の組み合わせを考える
おしゃれなオフィスレイアウトにするためには、色の組み合わせを決めておき統一感を出すのがポイントです。
例えば活発さをプラスしたい時には『赤・柑橘系』、清潔感を出したい時には『白・モノトーン』、落ち着く空間を作りたいなら『青・緑系』などイメージに合わせてメインカラーを決めておくのがおすすめです。
特に、企業を象徴する色となるコーポレートカラーをオフィスに取り入れることで、会社の認知度のアップなども期待できます。
また、色の組み合わせを決める際には、ベースカラーを70%、メインカラーを25%、アクセントカラーは5%程度に留めておくのがベストです。
カーテンや家具などの色合いにもこだわりながらオフィスをレイアウトしていくことで、まとまり感のあるおしゃれな会社を目指せますよ。
(2)グリーンを活用する
おしゃれなオフィスレイアウトでは、グリーンを活用するのもポイントです。
例えば、机周辺にグリーンを置くことでオフィス全体の雰囲気をまとめたり、爽やかさやナチュラルさをプラスできます。
また、グリーンには空気中の有害物質を吸着、分解するなどのメリットもあるため、会社の空気環境をより良くすることも期待できますよ。
(3)遊び心をプラスする
おしゃれなオフィスレイアウトにするためには、遊び心を取り入れるのもポイントです。
例えば、大手通販サイトAmazonでは、ランチの後にボードゲームを楽しめるような机が設置されていたり、エレベーターの扉はAmazonダンボール箱のデザインになっているなど社員の方々が楽しく過ごせる工夫が散りばめられているそうです。
また、会計ソフトで有名なFreeeでは和室風スペースや遊び場、休憩スペースの設置などまるで自宅にいるかのようなリラックス感で仕事ができるオフィスレイアウトが魅力です。
このように、オフィスに遊び心をプラスすることで、会社のブランディング向上が期待できたり、InstagramやXなどのSNSなどから企業の宣伝としても活用できますよ。
「このオフィスで働いてみたい!」と感じさせるような遊び心を取り入れることで、企業への注目度も高まり求人アップ効果も期待できます。
4.オフィスレイアウトでは災害時の対策も考慮すべき
オフィスレイアウトをする際には、災害時の対策も考慮しておきましょう。
災害時のために、オフィスでは以下のポイントを抑えておくのがおすすめです。
・非常口や避難経路の確保、周りには常に物を置かないようにしておく ・安全に避難するために、机の配置では適切な幅員を確保しておく ・棚など倒れてしまう可能性のあるものは壁に固定 ・地震が起きた際に書類が散乱しないよう、保管場所には鍵をつける |
また、ある程度の食料や救急セット、救出用資器材なども用意しておくと安心です。
オフィスレイアウトでは、経験豊富なプロの意見を取り入れながら行うことで、おしゃれさと機能性、安全面を考慮したオフィスにすることができますよ。
5.オフィスレイアウト実例4選
ここでは、FINDが手掛けているオフィスレイアウトの実例4選を紹介します。
これからオフィスレイアウトをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(1)飽きることのない印象的なオフィス
南青山でWEBサイトの企画・制作・運用などを営なわれている、ビー・ピー・ネット様の事務所拡大によるリノベーションを行った実例です。
上記物件では、オフィス部分を2フロア+屋上緑化の施工を行っています。
各フロアをあえて異なるデザインとすることで、こだわりの家具や造作をふんだんに採用し、『飽きることのない印象的なオフィス』を実現しています。
また、屋上には芝生を敷き本格的な緑化を行ったガーデンペースを設置しました。
イチゴや野菜を育てる家庭菜園スペースもあるため、従業員皆さまの憩いの場所となっているそうです。
費用 | – |
築年数 | – |
面積 | – |
区分/間取り | 屋上/オフィス |
(2)IT Office Renovation
横浜で業務系情報システムの設計・開発を中心に、お客様の信頼に日々お応えされているソフテム様のオフィスレイアウトを行った実例です。
上記物件では、オフィスの顔になるエントランスにオーク材の板張り、間接照明を配置し、廊下には木製ルーバーを施工しています。
ミーディングを行う部屋の壁面はホワイトボードになるシートを採用することで、自由なアイディアが出るような工夫をプラスしました。
また、大会議室は間仕切り壁を開閉できるようにデザインしており、オフィスエリアをフレキシブルに使うことが可能です。
ミーディングを行うエリアとオフィス部分はカーペットを張り分けたことで、視覚的なゾーニングを行っています。
費用 | 2000万円 |
築年数 | 22年 |
面積 | 308㎡ |
区分/間取り | 商業施設/SRC |
(3)bpnet Office Renovation
南青山でWEBサイトの企画・制作・運用を営なわれている、ビー・ピー・ネット様のオフィスレイアウト・リノベーションを行った実例です。
上記物件では、2Fは自由度の高いレイアウトのワークエリアとミーティングエリアを設置しました。
スチールサッシで仕切ることで、印象的な空間を演出しています。
また、3Fはワークスペースにインテリア、名作家具、アートをコーディネートすることで、おしゃれで素敵なオフィスが実現しました。
費用 | 1500万円 |
築年数 | 39年 |
面積 | 110㎡ |
区分/間取り | 共同住宅/RC造 |
(4)代官山、築37年、アパレル事務所リノベーション
代官山にあるアパレル企画会社様のオフィスレイアウト・リノベーションを行った実例です。
上記物件は賃貸のため、現状復帰ができる範囲という制限の中、照明と床材をメインにリノベーションし、ヴィンテージ感あふれる空間を実現しています。
事務所的なイメージが強い既存床のタイルカーペットは、木目調のビニルタイルにすることで、コストコントロールをしながらも空間の印象を大きく一新しています。
また、高い天井を活かすためライティングレールとスポットライトを採用し、あえて黒を選んだことで空間のアクセントとしても活躍中です。
空間全体の木目と黒を上手くコーディネートさせたことで、無造作な中にも雰囲気のあるこだわりのオフィスが完成しました。
費用 | – |
築年数 | 37年 |
面積 | 73㎡ |
区分/間取り | オフィスデザイン |
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FINDは神奈川県川崎市に本社を構える、オフィスレイアウトからリノベーション、リフォーム、不動産売買仲介、空間デザイン、ファイナンシャルプランニング、ホームインスペクションまで行うリノベーション会社です。
FINDのオフィスレイアウトでは、プランナー、設計士、不動産のプロ、FPがチームになって理想のオフィス造りのお手伝いを行わせていただきます。
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ライフディレクション事業部 設計チーム / 一級建築士 / 既存住宅状況調査技術者