COLUMNコラム

【現場日記】戸建の階段工事

来週に完成を控えたお宅を、ご紹介いたします。
こちらは、3階建ての鉄骨造の一戸建てで、1階は元々ご家族で飲食店を経営されていました。

家族構成の変化とともに、2階3階だけでは手狭になってきたので、今回は1階を居住スペースへ改装のご依頼をいただきました。
1階と2階をつなげる室内階段も設置する為、ALC板を解体したり鉄骨を補強したりと、なかなか大がかりな工事になっております。

前回は、階段を架けるための天井の開口工事をご紹介しております。

前回の工事では、無事、天井の開口工事が終わりました。
その後、着々と大工工事が進み、階段も架けられて今はもう内装の仕上げ工事に入っております。

工事前の全体の様子をご紹介していませんでしたので、まずは工事前の全体の様子から。
お客様ご自身ですでに解体をされていたので、初めてお伺いした際は何もない大きな空間でした。

そして、上の写真とほぼ同じ位置から撮影した写真が下の写真です。
大分工事が進み、部屋が出来上がってきています。

奥のほうに、同じ入り口の玄関引き戸が見えるのわかりますか??

1階には、寝室を1部屋とご家族で集まれるダイニングキッチンを造ります。
左側に少し見えるのが、対面式キッチンの腰壁です。

そして、階段工事はこちらです。
今回は階段を設置する前までの様子をご紹介します。

前回の工事で、開口したスペースに合わせて壁や階段を設置するための下地を造作していきます。

この正面に階段が架かってくる予定です。

そして階段の下は、寝室側から利用できる収納スペースになります。
意外とデッドスペースになりやすい階段下も、高さを確認しながらプランニングすることで、有効なスペースになります。

今日はここまでのご紹介ですが、実際はすでに階段が設置され内装も仕上がりの段階に入っています。
次回は、完成をご紹介できると思います。

岡崎 由佳

ビルディング部 施工管理チーム マネージャー / 一級建築士