COLUMNコラム

中古マンションの探し方完全ガイド!失敗しないコツ・全体の流れ・比較ポイントを解説

「中古マンションはどう探せばいいの?」
「失敗しないために、どこをチェックすべき?」

そんな疑問をお持ちではありませんか?

本記事では、中古マンション探しにおける全体の流れから、内覧時に見るべきチェックポイントまで解説します。

また、それぞれの中古マンションの探し方のメリット・デメリットとコツも紹介!

これからマイホーム探しの第一歩を踏み出す方は、ぜひ参考にしてみてください。


目次

1.中古マンション探しは「自分で探す」と「不動産会社への相談」の併用がおすすめ

中古マンションの探し方は、主に以下の2種類です。

・自分でポータルサイトなどから探す
・不動産会社に提案してもらう

自分で探す場合は、ポータルサイトなどで更新される物件情報をこまめにチェックし、希望に合う物件を絞り込んでいくのが一般的です。

一方、不動産会社に依頼する場合は、対面やオンライン相談などで希望条件を伝え、それに合った物件を紹介してもらいます。

どちらにもメリット・デメリットがありますが、最も効率的なのは「自分で探す」と「不動産会社に相談する」を併用する方法です。

不動産会社の提案を受けながら、自分でもサイトをチェックすることで、網羅的に選択肢を比較できます。

また、非公開物件の情報を紹介してもらえる場合があるほか、気になった物件を担当者へすぐ相談できるため、購入の判断もスムーズになります。

この記事では、2つの方法のメリット・デメリットも紹介しています。両方の良さを把握した上で「いいとこ取り」をし、納得のいく物件選びを進めましょう。

2.中古マンションの探し方と成功させるコツ

中古マンションを探す方法はいくつかあり、自分の希望や購入の進め方に合わせて選ぶことが重要です。

ここでは、「自分で探す」「不動産会社に相談する」「リノベーション会社に依頼する」の3つの方法について、それぞれの特徴やコツを詳しく解説します。

(1)自分で(ポータルサイトなどを活用して)探す
(2)不動産会社で探す
(3)リノベーション会社で探す(物件探し+リノベーション)

(1)自分で(ポータルサイトなどを活用して)探す

まずは、手軽に始められるポータルサイトを使った探し方とコツを紹介します。

①探し方

自分で中古マンションを探す場合は、不動産ポータルサイトを活用する方法が一般的です。

エリアや予算、間取り、専有面積、築年数などの条件を設定することで、希望に合った物件を効率よく検索できます。

複数の物件を比較しながら探せるため、価格相場やエリアごとの特徴を把握しやすい点もメリットです。

また、多くのポータルサイトでは、会員登録をすることでお気に入り登録や検索条件の保存、新着物件の通知機能などを利用できます。

これらの機能を活用すれば、条件に合う物件を継続的にチェックしやすくなり、効率的に情報収集を進められます。

まずは、複数の不動産ポータルサイトを活用し、希望条件を広めに設定しながらアンテナを広く張っておくことをおすすめします。

②ポータルサイトで探す際のコツ

中古マンションを自分主体で探すコツは、物件サイトなどを『こまめにチェックする』ことです。

人気条件の中古マンションは新着物件が突然公開されることも多く、昨日までは掲載されていなかった物件が出てきたり、気になっていた物件がすぐに成約することも珍しくありません。

気になる物件を見つけたら、できるだけ早めに問い合わせや内見予約をすることが、理想の物件を逃さないポイントです。

(2)不動産会社で探す

次に、不動産会社を活用して探す方法とコツを解説します。

①探し方

不動産会社を利用する場合は、店舗への訪問やwebでの問い合わせを通じて、物件を紹介してもらう方法が一般的です。

ネットに公開されている物件情報だけでなく、独自に取り扱っている物件や売主から直接依頼を受けた非公開物件などを紹介してもらえる場合があります。

また、物件情報の収集から問い合わせ、内見の日程調整までサポートしてもらえるため、自分だけで探す場合と比べて効率的に物件探しを進められます。

複数社に相談すれば、それぞれが取り扱う物件情報を比較しながら探すこともできます。

物件探しに加えて、購入手続きや契約に関する相談もできるため、初めて中古マンションを購入する方でも安心して進めやすい方法といえるでしょう。

②不動産会社で探す際のコツ

不動産会社を利用する際は、住みたいエリアや予算、譲れない条件を事前に整理しておくことが大切です。

希望条件が明確になっているほど、担当者もピンポイントで魅力的な物件を提案しやすくなります。家族がいる場合は、事前に希望条件を話し合っておくとスムーズです。

また、来店予約の段階で希望条件を伝えておけば、条件に合う物件をあらかじめ準備してもらえるため、効率よく内見を進められます。

(3)リノベーション会社で探す(物件探し+リノベーション)

最後に、近年人気を集めている「ワンストップリノベーション」による探し方とコツを解説します。

①探し方

リノベーションを前提に中古マンションを探す場合は、ワンストップリノベーションに対応している会社に相談するのが近道です。

ワンストップリノベーションとは、物件探しから設計、施工までを一貫してサポートしてもらえるサービスです。

個人で中古マンションを探す場合、購入後に希望するリノベーションが実現できないことが判明するケースもあります。

その点、ワンストップ対応の会社なら、不動産の専門知識を持つスタッフと設計・施工の専門スタッフが連携しているため、工事内容を考慮しながら効率的に物件探しを進められます。

相談する会社が決まったら、希望する暮らし方や予算などを共有し、リノベーション内容を踏まえながら条件に合った中古マンションを探していきます。

②リノベーション会社で探す際のコツ

成功のコツは、ワンストップリノベーションの実績が豊富な会社を選ぶことです。

一言でワンストップと言っても、会社によって得意とするデザインや施工内容、サポート体制は異なります。

そのため、過去の施工事例や対応できるリノベーション内容を確認し、自分の理想に近い住まいを多く手掛けているか確認しましょう。

また、中古マンションの購入とリノベーションを同時に検討するため、全体の予算配分を考えながら無理のない資金計画を提案できる会社かどうかも重要な見極めポイントです。

さらに、こちらの希望やライフスタイルを丁寧にヒアリングし、条件に合った物件を提案してくれる会社かどうかも確認しておくとよいでしょう。

ワンストップリノベーションについては、以下の記事で詳しく解説しています。
▸ ワンストップリノベーションとは?メリット・デメリット、注意点を解説

3.中古マンションを探す際の流れ

中古マンションを「自分でのリサーチ」と「不動産会社への相談」を組み合わせて探す場合は、以下の4ステップで進めるのが最もスムーズです。

(1)住みたいエリア・概算の予算を決める
(2)不動産会社に相談し、希望条件を共有する
(3)不動産会社からの連絡を待ちつつ、自分でもポータルサイトをリサーチ
(4)プロのサポートを受けながら、内覧・比較して物件を決める

ここからは、各ステップで押さえるべきポイントを順に解説します。

なお、中古マンション購入までのより詳しい内容は、以下の記事で説明しています。
▸ 中古マンション購入までの流れとは?費用や注意点をわかりやすく解説

(1)住みたいエリア・概算予算を決める

まずは、住みたいエリアとおおまかな予算を決めるところからスタートしましょう。

中古マンションは物件数が多いため、この2つが決まっていないと条件を絞り込めず、効率よく探すことができません。

また、予算を決める際は、物件価格だけでなく毎月の住宅ローン返済額まで考慮することが大切です。

さらに、購入後にかかる管理費や修繕積立金といったランニングコストも含め長期的な視点で無理のない資金計画を立てておきましょう。

(2)不動産会社に相談し、希望条件を共有する

エリアと予算が決まったら、不動産会社へ相談に赴きます。

相談先に迷った場合は、住みたいエリアに詳しい不動産会社を選ぶのがおすすめです。

地域の治安や周辺環境の利便性など、物件情報だけでは分からない生の情報を教えてもらえることがあります。

また、遠方への引越しなどで店舗へ足を運べない場合は、チャットやメール、オンラインなどのツールを積極的に活用しましょう。

実は、8割以上の物件がどの不動産会社でも紹介できるため、引越し作業や仕事などで忙しい場合は近くの不動産会社やオンラインを活用してみましょう。

(3)不動産会社からの連絡を待ちつつ、自分でもポータルサイトをリサーチ

不動産会社へ相談した後も、自分でポータルサイトなどを定期的にチェックし情報収集を続けましょう。

自分でも市場を観察することで、価格エリアの相場や流通している物件数を把握しやすくなり、提示された物件の良し悪しを見極めやすくなります。

また、中古マンションは間取りや築年数、リフォームの有無などによって条件が大きく異なります。できるだけ多くの物件を見ることで、、「譲れない条件」や相場観といった自分なりの判断基準がブラッシュアップされていきます。

また、自分でリサーチをしている中で気になった物件がある場合は、相談した不動産会社に連絡し、内見の手配を進めてもらうのがスムーズです。

(4)プロのサポートを受けながら、内覧・比較して物件を決める

候補が出揃ったら、プロのサポートを受けながら購入する物件を決めていきます。

気になる点があれば、その都度担当者へ確認し、不安を解消しながら進めることが大切です。

特に、管理状況や修繕履歴、室内設備の状態、リフォーム履歴などは、購入前にしっかり確認しておきましょう。

中古マンションの購入は大きな買い物です。焦って決断せず、納得できる物件を選ぶことが後悔しないためのポイントです。

4.中古マンション探しで失敗しないチェックポイント

中古マンションを選ぶ際は、契約前に以下の6つのポイントを必ず)確認しておきましょう。

(1)立地・周辺環境の暮らしやすさ
(2)管理状態と長期修繕計画
(3)住宅設備の状態や交換履歴を確認する
(4)共用部分の清掃・手入れ状況
(5)室内の劣化状況を確認する
(6)希望のリノベーションが可能な構造か

これらは将来の資産価値や住み心地に直結する重要な要素です。それぞれの具体的なチェック方法を詳しく解説します。

なお、中古マンションを購入する際の注意点をもっと知りたい人は、以下の記事もご覧ください。
▸ 中古マンションを購入する際の注意点22点!資金計画や築年数も解説

(1)立地・周辺環境の暮らしやすさ

中古マンションを探す際は、物件自体のコンディションだけでなく、立地や周辺環境も確認することが大切です。

最寄り駅までの距離や交通アクセス、スーパーや病院、学校など、生活に必要な施設が近くにあるかを確認し、購入後の暮らしを具体的にイメージしましょう。

加えて、騒音や周囲の臭気、日当たり・眺望など、住み始めてからストレスになりやすい点も現地でチェックしておきましょう。

現地を訪れる際は、日中だけでなく夜の時間帯にも足を運ぶのがおすすめです。

昼間には気づきにくい交通量や人通りなどを確認でき、実際の生活をより具体的にイメージできます。

また、長く安心して暮らすためにも、ハザードマップを確認し、洪水や土砂災害などのリスクも事前に把握しておきましょう。

(2)管理状態と長期修繕計画

中古マンションを探す際は、「適切な時期に大規模修繕工事が行われているか」、「エントランスなどの共用部分がきれいに保たれているか」など、管理状態をしっかり確認しましょう。

管理が行き届いていないマンションは、住み心地が悪くなるだけでなく、将来的に資産価値の低下を引き起こすリスクがあるからです

特に、外壁のヒビ割れや廊下、エントランス、駐車場などの共用部分が適切に管理されているかは、内見時に確認しておきましょう。

また、長期修繕計画や修繕履歴についても、不動産会社へ確認しておくと安心です。

さらに、不動産会社の担当者に「このエリア内での評価」や「管理組合の運営状況」について客観的な意見を聞くこともおすすめです。住みたい物件が地域内で資産価値を保ち続けられるポテンシャルがあるか、事前に確認しておきましょう。

(3)住宅設備の状態や交換履歴を確認する

中古マンションを探す際は、キッチンや浴室、給湯器などの住宅設備の状態や交換履歴を確認しておきましょう。

一般的に住宅設備の寿命は10〜15年程度といわれており、特に築年数が経過した物件では設備の老朽化が進んでいる場合があり、購入後に修理や交換が必要となるケースも少なくありません。

そのため、内見時には、キッチン(ガスコンロ・IHコンロ)や浴室、トイレ、洗面台、給湯器、床暖房などに不具合や目立った劣化がないかを確認しましょう。

あわせて、「いつ頃設置・交換された設備なのか」、「過去にリフォームや設備交換が行われているか」を不動産会社に確認しておくと安心です。

また、購入後にリフォーム・リノベーションを予定している場合でも、設備の状態は重要なチェックポイントです。

まだ使用できる設備は活かし、交換が必要なものだけを更新することで、リフォーム・リノベーション費用を抑えられる可能性があります。

(4)共用部分の清掃・手入れ状況

中古マンションを探す際は、室内だけでなく、エントランスや廊下、階段、エレベーターといった共用部分も確認しましょう。

共用部分は、マンション全体の「管理体制」や「住民のマナー」が色濃く反映される場所です。

住み心地や将来の資産価値を判断する目安として、たとえば以下のポイントを確認しましょう。

・廊下に自転車やタイヤなどの私物が放置されていないか
・掲示板の情報が更新され、きれいにが整理されているか
・駐輪場や駐車場、ゴミ出し場がルールに沿って利用されているか

内見では室内だけで判断せず、共用部分まで目を配り、ストレスなく暮らせる環境かを見極めましょう。

(5)室内の劣化状況を確認する

中古マンション探しでは、室内全体の状態や既存設備の劣化状況も確認しておきましょう。

築年数が経過した物件では、壁紙の剥がれや汚れ、床の傷やへこみ、建具の不具合などが生じている場合があります。内見時には見た目のきれいさだけで判断せず、補修や交換が必要な箇所がないかを確認することが大切です。

また、壁や天井にシミやカビがある場合は、結露や雨漏りなどが原因となっている可能性もあるため、不動産会社に原因や過去の修繕履歴を確認しておくと安心です。

中古マンションは物件価格だけでなく、購入後に必要となる修繕や改修費用も考慮しながら選ぶことが重要です。

(6)希望のリノベーションが可能な構造か

リノベーションを前提に中古マンションを探す場合は、希望する工事が実施できる物件かどうかを事前に確認しておきましょう。

中古マンションは、建物の構造や管理規約などによって、リノベーションできる範囲に制限が設けられている場合があります。

たとえば、壁で建物を支える「壁式構造」のマンションでは、撤去できない耐震壁があるため、希望する間取り変更ができないケースがあります。

また、キッチンや浴室などの水回りを移動したい場合も、配管の位置や建物の構造によっては、希望どおりのレイアウトを実現できないことがあります。

さらに、マンションごとの管理規約によって、フローリングの「遮音等級」や使用できる床材の種類、さらには工事可能な時間帯などに制限がかけられていることも珍しくありません。

購入後に「希望していたリノベーションができない」とならないよう、事前に管理規約や建物の構造を確認し、希望するプランが実現できる物件なのかを把握しておくことが重要です。

5.中古マンション探しでよくある質問

最後に、中古マンションを探す際によくある質問についてまとめました。

Q1: 中古マンションは築何年くらいがおすすめですか?

A. 重視するポイントによって、おすすめの築年数は異なります。

新築に近い状態や設備の新しさを重視する場合は、築10年以下の中古マンションがおすすめです。

一方で、価格とのバランスを重視する場合は、価格が落ち着き、リノベーション費用も確保しやすい築20年前後の物件も有力な選択肢となります。

また、築年数が古くても、適切に管理されているマンションであれば快適に暮らせるケースは少なくありません。

そのため、築年数だけでなく、管理状態や立地、リノベーションのしやすさなども含めて総合的に判断することが大切です。

なお、以下の記事で中古マンションの築年数について詳しく解説しています。
▸ 中古マンションは築年数何年くらいがおすすめ?寿命や耐震性も解説

Q2:中古マンションは何件くらい内見すればよいですか?

A. まずは3〜5件程度を目安に内見し、比較検討するのがおすすめです。

希望条件や譲れないポイントを整理したうえで、条件に近い物件を中心に見学しましょう。

複数の物件を比較することで、相場感や間取りの違い、設備の状態などを把握しやすくなり、自分に合った条件を判断しやすくなります。

内見件数が多すぎると条件の優先順位が分からなくなり、かえって物件選びに時間がかかることもあります。

リノベーションを前提に探す場合は、室内や共用部分、周辺環境だけでなく、管理規約や建物の構造も確認し、希望するリノベーションが実現できるかどうかもあわせてチェックしましょう。

Q3:リノベーション前提でも中古マンションを探せますか?

A. リノベーションを前提に中古マンションを探すことは可能です。

近年では、中古マンションを購入して自分好みにリノベーションし、理想の住まいを実現する方も増えています。

ただし、すべての物件で希望どおりのリノベーションができるわけではなく、建物の構造や管理規約、配管の位置などによって、制限が設けられている場合があります。

購入後に「希望するリノベーションができなかった」と後悔しないためにも、物件探しから設計・施工までサポートしてくれるワンストップリノベーションを利用するのもおすすめです。

Q4:希望条件に合う物件が見つからないときはどうすればよいですか?

A. 条件の優先順位や探す範囲を見直してみましょう。

中古マンション探しでは、すべての希望条件を満たす物件に出会えるとは限りません。そのため、「絶対に譲れない条件」と「妥協できる条件」を整理することが大切です。

たとえば、希望エリアを少し広げる、予算を見直す、築年数や間取りの条件を調整することで、選択肢が広がる場合があります。

また、不動産会社によって得意なエリアや取り扱う物件、提案内容は異なります。希望条件に合う物件が見つからない場合は、別の不動産会社へ相談してみるのも一つの方法です。

条件を柔軟に見直しながら、自分たちにとって本当に優先したいポイントを大切にして物件探しを進めましょう。

中古マンション探し・ワンストップリノベーションならFINDへ

中古マンションを選びでは、「希望するエリアや条件に合う物件が見つからない」「購入した物件で理想のリノベーションができるか分からない」と悩む方も少なくありません。

FINDは神奈川県川崎市に本社を構える、リノベーション・リフォーム・不動産売買仲介・空間デザイン・ホームインスペクションまで手がけるリノベーション会社です。

FINDの強みは、物件探しから設計・施工までを一貫してサポートする「ワンストップリノベーション」です。

不動産のプロとプランナー、設計士がチームとなり、リノベーションを前提とした物件選びから理想の住まいづくりまでトータルでサポートいたします。

中古マンションの購入からリノベーションまでご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

海老澤 知絵

ライフディレクション事業部 設計チーム / 一級建築士 / 既存住宅状況調査技術者