COLUMNコラム

3LDKマンションのリノベーション費用相場は?費用を抑えるコツも紹介

「マンションのリノベーションはどんなことができる?注意点はある?」
「マンションのリノベーション、3LDKの物件だと費用はどのくらい?」

そのような疑問をお持ちではありませんか?

ファミリー層に最適な広さとされる3LDK(リビング・ダイニング・キッチン・3つの個室)の間取りのマンションのリノベーションを行う際、どんなことができるのか、どれくら費用がかかるのか気になるもの。

本記事では、3LDKのマンションのリノベーションについて、費用相場や費用を抑えるコツ、注意点を解説していきます。


目次

1.3LDKのマンションリノベーションの費用は1,000万円〜3,000万円程度が目安

マンションのフルリノベーション費用は、1㎡あたり約17万~30万円が目安です。たとえば、専有面積が約60~100㎡の3LDKマンションの場合、単純計算すると約1,020万~3,000万円が費用の目安となります。

【3LDKマンションのフルリノベーション費用の目安】
単価(17~30万円)×広さ(60㎡〜100㎡)=約1,020万円~3,000万円程度

ただし、同じ広さでも間取り変更の規模や水回り設備の移動、使用する素材・設備のグレードなどによって費用は変動します。そのため、以下の金額はあくまで目安として考えておきましょう。

2.工事内容別|3LDKマンションのリノベーション費用相場

3LDKマンションのリノベーション費用は、どこまで手を加えるかによって大きく変わります。

ここでは、3LDKマンションのリノベーションについて、ケース別にそれぞれの費用目安を紹介します。

(1)内装を中心にリノベーションする場合
(2)水回りを含めてリノベーションする場合
(3)間取り変更を伴うリノベーションの場合
(4)フルリノベーションする場合

なお、同じ3LDKでも、専有面積の広さや既存住宅の状態などによって費用は変わるため、あくまで予算を考える際の目安としてご覧ください。

(1)内装を中心にリノベーションする場合

壁紙やフローリングの張り替え、建具の交換など、内装を中心にリノベーションする場合は、150万~500万円程度が費用の目安です。

費用は施工範囲や使用する素材・建材のグレードによって異なりますが、現在の間取りを活かして室内の仕上げや建具を一新する工事であれば、費用を抑えやすい傾向があります。

たとえば、リビングのフローリングや壁紙、建具などを変更する場合は100万円程度からが目安です。一方、キッチンや造作収納なども含めると、500万円程度かかるケースもあります。

また、フローリングのリノベーションだけでも150万~200万円程度が目安です。

3LDK全体を施工する場合は工事範囲が広くなるため、床面積や使用する素材によって費用が大きく変わる点に注意しましょう。

(2)水回りを含めてリノベーションする場合

内装のリニューアルに加えて、キッチンや浴室、洗面、トイレなどの水回り設備もまとめて交換する場合は、300万~700万円程度が費用の目安です。

水回りは毎日の暮らしに欠かせない設備が集まる場所のため、設備を一新することで、住まいの使い勝手や快適性を大きく見直せます。

水回り設備は比較的費用がかかりやすく、キッチンは80万~250万円、浴室は70万~150万円、トイレ・洗面所はそれぞれ20万~50万円程度が目安です。また、商品のグレードや機能、収納量、デザインなどによっても価格には幅があります。

さらに、キッチンや浴室などを既存の場所から移動する場合は、給排水管やガス管などの移設工事が必要となり、設備を交換するだけの場合に比べて費用が上がりやすくなります。

水回りをまとめてリノベーションする際は、設備を新しくするだけでなく、現在の配置を活かすのか、位置変更までするかを含めて検討することが重要です。

(3)間取り変更を伴うリノベーションの場合

壁を撤去してLDKを広げたり、個室の数を変更したりするなど、間取り変更を伴うリノベーションでは、工事の規模によって数100万円~1,000万円以上かかることがあります。

間取りの変更は、現在の暮らしに合わせて住まいの広さや使い方を見直せる一方で、工事の範囲が広くなるほど費用も高くなる傾向があります。

壁を撤去・新設するだけでなく、解体や下地、内装など複数の工事が必要になるため、既存の間取りを活かす場合に比べて費用がかかりやすくなります。

また、間取りの変更に合わせて電気配線や給排水管の位置を変更する場合は、その分の工事費用も加わります。特にキッチンや浴室、洗面、トイレなどの水回りを移動する場合は、配管工事を伴うため、費用がさらに高くなりやすい傾向があります。

なお、間取り変更リノベーションについては以下の記事で詳しく解説しています。
▶︎マンションの間取り変更リノベーションとは?費用や事例10選を解説

(4)フルリノベーションする場合

内装や設備、間取りまで住まい全体を大きくつくり替えるフルリノベーションの場合、3LDKマンションでは約1,000万~3,000万円が費用の目安です。

マンションのフルリノベーション費用は1㎡あたり約17万~30万円が目安となるため、専有面積60~100㎡の場合、単純計算すると約1,020万~3,000万円となります。

床・壁・天井などの内装を一新するだけでなく、キッチンや浴室などの水回り設備、収納、建具などもまとめて見直せるため、住まいの印象や使い勝手を大きく変えられます。

一方で、フルリノベーションの費用は、3LDKという間取りだけで一律に決まるものではありません。同じ3LDKでも専有面積には幅があり、施工面積が広くなるほど材料費や施工費も増えやすくなります。

また、設備や素材のグレード、間取り変更の範囲、水回りの移動の有無などによっても費用は大きく変わります。さらに、既存物件 住宅の劣化が進んでいる場合は、解体後に補修や設備交換など追加の工事が必要になるケースもあります。

そのため、予算を検討する際は、専有面積や建物の状態、希望する工事内容を踏まえて、実現したい暮らしとのバランスを考えることが重要です。

3.予算別|3LDKマンションのリノベーションでできること

3LDKマンションのリノベーションは、予算によって実現できる工事の範囲が変わります。

限られた予算の中で希望を叶えるには、どこを優先して、どこまで手を加えるかを考えることが重要です。

ここでは、予算別に3LDKマンションでできるリノベーションの一例を紹介します。

(1)300万円程度でできること
(2)500万円程度でできること
(3)1,000万円程度でできること
(4)1,500万円以上でできること

ただし、専有面積や既存物件の状態、設備・素材のグレードなどによって施工できる範囲は異なるため、あくまで目安としてご覧ください。

(1)300万円程度でできること

300万円程度の予算では、3LDK全体を一新するのではなく、優先順位の高い場所に絞った部分リノベーションが中心になります。

たとえば、古くなった壁紙やフローリングを張り替えて内装を整えたり、キッチンや浴室など特定の水回り設備を交換したり、一部の居室を改修したりする工事が考えられます。

費用相場は以下の通りです。

・リビング:100万円~
・キッチン:80万~250万円
・ユニットバス:70万~150万円
・フローリング:150万~200万円

キッチンを交換しながらリビングの内装を整えるなど、工事する場所や内容を絞ることで、300万円程度の予算でも複数の工事を組み合わせられる場合があります。

一方、3LDK全体の内装や水回り、間取りまで一新するフルリノベーションは、300万円程度では難しいケースが多いため、暮らしの中で特に改善したい場所に限定して計画するとよいでしょう。

(2)500万円程度でできること

500万円程度の予算があれば、300万円の場合よりも施工範囲を広げ、複数の場所をまとめて改修する部分リノベーションを検討しやすくなります。

たとえば、LDKの内装を一新してキッチンを交換したり、キッチン・浴室・洗面など複数の水回り設備をまとめて交換するなどの工事が考えられます。

既存の間取りや設備の位置を活かすことで、間取り変更や配管工事にかかる費用を抑え、その分を内装や設備などの工事に充てやすくなります。

一方、3LDK全体の間取りを大きく変更したり、内装や水回り、設備まで全面的に刷新したりするフルリノベーションは、500万円程度では難しいケースが多いです。

そのため、現在の住まいで不便を感じている場所や優先して改善したい部分を整理し、限られた予算をどこに配分するかを考えることが重要です。

(3)1,000万円程度でできること

1,000万円程度の予算があれば、広い範囲を対象に、内装や水回り、収納など住まい全体をまとめて見直すリノベーションを検討しやすくなります。

たとえば、3LDK全体の内装を一新しながら水回り設備を交換したり、造作収納を新設したり、一部の間取りを変更するなどの複数の工事を組み合わせることができます。

マンションでは、1,000万円以内でも希望に近いリノベーションを実現できるケースがあり、物件の広さや工事内容、既存物件の状態などの条件が合えば、フルリノベーションまで行える場合もあります。

一方で、専有面積が広い物件や間取りを大きく変更する場合、設備・素材のグレードにこだわる場合などは、1,000万円を超えることもあります。

そのため、3LDK全体を予算1,000万円でリノベーションする場合は、既存の間取りや設備の位置を活かす、設備・素材のグレードを調整するなど、工事内容にメリハリをつけることが重要です。

1,000万円の予算で可能なリノベーションについてさらに詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。
▸1000万円でリノベーションはどこまでできる?費用目安や補助金も解説

(4)1,500万円以上でできること

1,500万円以上の予算があれば、3LDKマンションの住まい全体を対象に、内装や設備だけでなく、間取りまで含めた大規模なリノベーションを検討しやすくなります。

壁や床の変更、キッチン・浴室などの水回り設備の刷新に加え、LDKの拡張や個室の配置変更など、暮らし方に合わせて空間そのものをつくり替えることも可能です。

また、スケルトンリノベーションやフルリノベーションによって、設備や素材のグレードを上げたり、デザインにこだわったりするなど、住まいの細部まで希望を反映しやすくなります。

一方で、3LDKマンションは専有面積に幅があるため、広い物件では施工範囲が増える分、費用も高くなります。

大幅な間取り変更や水回りの移動、高グレードな設備・素材の採用などを組み合わせる場合は、1,500万円を超えるケースもあります。

そのため、物件の広さや状態、希望する工事内容に応じて予算を組み立てていきましょう。

1,500万円の予算で可能なマンションリノベーションについてさらに詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。
▸1,500万円で叶えるマンションリノベーション 実例5選・手順・注意点

4.3LDKのリノベーション費用を抑える5つのポイント

3LDKマンションのリノベーションを検討する際、費用が気になる方も多いのではないでしょうか。

しかし、工夫次第でコストを抑えることは十分可能です。

以下に、マンションのリノベーション費用を上手に抑えるポイントをご紹介します。

(1)一度にまとめて工事をする
(2)既存の間取りを活かしたプランにする
(3)設備や素材にこだわりすぎないようにする
(4)ワンストップリノベーションを利用する
(5)補助金や税金面での優遇を活用する

(1)一度にまとめて工事をする

3LDKマンションのリノベーション費用を抑えたい場合は、複数の工事をできるだけ一度にまとめて行うこともポイントです。

時期を分けて個別にリノベーションを行うと、その都度、養生や解体、資材の搬入、職人の手配などが必要となり、人件費や作業費などのコストが重複することがあります。

一方、複数の工事をまとめて実施することで、こうした作業の重複を減らし、トータルの費用を抑えやすくなります。

たとえば、壁や床、天井の内装工事や間取り変更、キッチン・浴室などの水回り設備の交換を行うタイミングに合わせて、断熱材の施工など断熱性能を高めるリノベーションもまとめて実施すれば、別々の時期に工事するよりも効率よく施工できる場合があります。

(2)既存の間取りを活かしたプランにする

コストを抑えて3LDKマンションのリノベーションを行うなら、既存の間取りを活かしつつ暮らしやすさを高めるプランにするのがおすすめです。

例えば、風呂場やキッチンなど水回りの移動といった配管工事を伴うリノベーションや大幅な間取りの変更を行うスケルトンリノベーションなどは、解体作業や配管工事などにかかる費用が高くなってしまいます。

一方、大がかりな変更を行わなくても、リノベーションによって暮らしやすい住まいにすることは可能です。

既存の水回りの位置や間取りをできるだけ活かしながら、内装や建具、収納などを見直すことで、工事範囲を抑えつつ、納得のいく住まいを目指せます。

(3)設備や素材にこだわりすぎないようにする

費用を抑えながら理想のリノベーションを実現するには、設備や素材のグレードにメリハリをつけることも大切です。

設備や素材はグレードによって価格が大きく異なるため、すべてをハイグレードなもので揃えると、その分リノベーション費用も高くなります。

そのため、「キッチンにはこだわりたい」「リビングの床材は好みのものを使いたい」など、優先順位を決めて予算を配分するのがおすすめです。

こだわりたい部分には予算をかける一方、それ以外はグレードを調整したり、費用対効果の高い設備や素材を選んだりすることで、希望を取り入れながら予算内に収めやすくなります。

(4)ワンストップリノベーションを利用する

中古マンションを購入してリノベーションを行う場合は、物件探しから設計・施工までをまとめて相談できるワンストップリノベーションを利用するのも一つの方法です。

物件購入とリノベーションを別々に進めると、物件に予算をかけすぎて希望する工事ができなくなるなど、全体の予算配分が難しくなることがあります。

その点、ワンストップリノベーションなら、物件購入費とリノベーション費を合わせた総予算を踏まえて物件探しや工事内容を検討できます。

また、物件探しから設計・施工までの窓口を一本化できるため、それぞれの会社との調整にかかる手間も軽減できます。

リノベーションそのものの費用が必ず安くなるわけではありませんが、住まいにかけられる総予算を適切に管理しながら計画を進めやすいことがメリットです。

(5)補助金・税金面での優遇を活用する

マンションのリノベーションではさまざまな補助金や税金の優遇制度が設けられているため、これらを活用するのも費用を抑える大事なポイントです。

ただし、補助金や税金面での優遇を受けるには条件があったり手続きが複雑であることも多いため、必ず事前に各自治体の窓口やリノベーション会社へ相談しましょう。

なお、リフォーム・リノベーションで利用できる補助金や 、固定資産税の減額措置などについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
▸【2026年最新版】リフォーム補助金徹底解説!対象条件と申請方法のポイント
▸ リノベーションで固定資産税は上がる?変わらないケースと安くなる減税制度まで解説

①利用できる補助金

マンションのリノベーションでも、断熱改修や窓の交換、高効率給湯器の導入など、工事内容によって補助対象となる可能性があります。

みらいエコ住宅2026事業躯体(床・壁・天井)の断熱改修を含む幅広いリフォームが対象。
住宅の新築時期やリフォーム内容などに応じて、1戸あたり40万~100万円が補助上限
先進的窓リノベ2026事業高い断熱性能を持つ窓への改修が対象。
内窓の設置、外窓交換、ガラス交換などが対象となり、住宅は1戸あたり最大100万円
給湯省エネ2026事業エコキュート、ハイブリッド給湯機、エネファームなど、一定の性能を満たす高効率給湯器の導入が対象
自治体独自の補助制度耐震改修やバリアフリー化、省エネリフォームなどを対象に、自治体独自の補助制度が設けられている場合がある

補助金は制度によって対象となる住宅や工事、設備、補助額などが異なります。

また、複数の補助金を併用できる場合もありますが、同じ工事に対する重複利用が認められないケースもあるため、事前に確認しておきましょう。

②税金面での優遇措置

耐震、省エネ、バリアフリーなどの工事を行うことで、マンションのリノベーションで税制面での優遇を受けられる可能性があります。

所得税一定の耐震・バリアフリー・省エネ・長期優良住宅化などのリフォームを行った場合、要件を満たすことで所得税の控除を受けられる場合がある
固定資産税一定の耐震・バリアフリー・省エネ・長期優良住宅化リフォームを行った場合、要件を満たすことで固定資産税の減額を受けられる場合がある
贈与税親や祖父母などから住宅の取得・増改築等に必要な資金の贈与を受けた場合、要件を満たすことで「住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置」などを利用できる場合がある

補助金や税制の優遇措置を受けることでマンションリノベーションの実質負担を軽減できるため、対象となる工事や手続き方法について事前にチェックしておきましょう。

5.マンションリノベーションでの5つの注意点

次に、3LDKの間取りのマンションをリノベーションする際に考えておくべきことや注意点について、詳しく紹介していきます。

(1)部屋の状態・問題点を確認する
(2)実施可能なリノベーションを確認する
(3)先のライフステージを見据えた間取り・設備を検討する
(4)快適性・環境性能向上を重視する
(5)名義・配分に注意する

以下で順を追って解説します。

(1)部屋の状態・問題点を確認する

3LDKのリノベーションを成功させるために、まずは部屋内部の状態を詳細に確認しておきましょう。

【部屋の状態で確認したいポイント】
・水回りの状態(水漏れ・水漏れによる劣化)
・フローリング・壁・天井・窓の状態
・換気
・断熱性
・遮音性 など

水回りの湿気や壁のカビがひどい、夏は暑くて冬は寒い、外の音が聞こえて気になる、雨漏りしているなど今のお住まいで気になる点はリノベーションが必要となるポイントです。

リノベーション後に「ここもやっておけばよかった」と後悔することがないよう、部屋自体の状況・問題点を事前に十分に確認しておきましょう。

(2)実施可能なリノベーションを確認する

お住まいのマンションで「実施できるリノベーションはなにか」を事前に確認することも必要です。

マンションでは、専有部分であれば比較的自由にリノベーションできますが、建物の構造や管理規約によって工事内容が制限されることがあります。

【マンションで実施可能な主なリノベーション】
・内装の変更
・間取りの変更(制限あり)
・設備の変更・断熱・遮音性の向上 など

【マンションで実施できない可能性の高いリノベーション】
・バルコニーの増設・改装
・水道・ガス・電気の配管変更
・排水経路の変更 など

マンションによって管理規約や工事に関するルールは異なるため、リノベーションのプランを決める前に管理規約を確認し、必要に応じて管理組合やリノベーション会社に相談しましょう。

(3)先のライフステージを見据えた間取り・設備を検討する

家族の成長や家族構成の変化など、将来のライフプランまで考慮しておくことで、暮らし方が変わるたびに大がかりな工事を行う必要がなくなり、リノベーション後の後悔も減らしやすくなります。

たとえば、小さなお子様がいる家庭では、成長に伴って子ども一人ひとりの個室が必要になることがあります。一方で、将来的に子どもが独立すると個室が不要になる可能性もあります。

可動式の間仕切りなどを取り入れ、家族構成や暮らし方に合わせて空間の使い方を変更できるようにしておくのも一つの方法です。

(4)快適性・環境性能向上を重視する

マンションのリノベーションでは、間取りやデザインだけでなく、長く快適に暮らせるように住まいの性能向上についても検討しましょう。

たとえば、断熱性能を高めることで冷暖房効率の向上が期待でき、光熱費の負担軽減につながる可能性があります。また、室内の温度差を小さくすることは、ヒートショックのリスク軽減にもつながります。

さらに、省エネ性能や断熱性能などを高めるリノベーションでは、工事内容や要件によって国や自治体の補助金、税制上の優遇措置を利用できる場合もあります。

デザインや間取りだけでなく、断熱・省エネなどの住宅性能についてもリノベーション会社に相談しながら検討してみましょう。

(5)名義・配分に注意する

夫婦など複数人でマンションを所有している場合は、リノベーション費用を誰がどのくらい負担するのかにも注意が必要です。

共有名義のマンションでは、不動産の持分割合と実際のリノベーション費用の負担割合によっては、夫婦間などで贈与があったとみなされ、贈与税の対象となる可能性があります。

そのため、高額なリノベーションを行う場合は、マンションの所有名義や持分割合を確認したうえで、誰がどの程度費用を負担するのかを事前に検討しておくことが大切です。

なお、リノベーションにかかる贈与税については次の記事もご覧ください。
▸ リフォーム資金に贈与税はかかる?非課税枠やケース別の課税有無を解説

6.3LDKのリノベーションの参考になる実例4選

3LDKのマンションをリノベーションする際、どんな工事を行うべきか悩んでいる人は実例を参考にするのも良いでしょう。

ここでは、FINDで手がけている3LDK規模のリノベーションの参考になる実例4選を紹介します。

・ゆったりと開放的なリビングが心地よい空間に
・ご夫婦のセンスが光る自然体な住まい
・セカンドライフを彩る洗練された空間
・細部までこだわり抜いたリノベーション

次に紹介する実例以外にも、公式サイトに事例を多数掲載していますので、気になった方は覗いてみてください。

(1)ゆったりと開放的なリビングが心地よい空間に

築33年の中古戸建て住宅(木造)をリノベーションした実例です。

床材はオーク材フローリング、スキップフロアーの床にはグレーの絨毯を採用し、ナチュラルでやわらかい印象のリビングダイニングとなっています。

リビングにワークスペースを併設することで、家族がお互いに違うことをしていてもつながる空間を演出。

また、LDKからつづくウッドデッキでリビングに光を取り込み、明るく開放的な印象が心地よいリノベーションを実現しています。

二階はファミリールームと旦那様のSOHOへ間取り変更し、和室は将来的に子供部屋へ改装できるよう下地処理を行うなどライフステージに合わせて柔軟に変更できるようにしているのもポイントです。

費用2,000万円
家族構成ご夫婦、お子さま2人
築年数 33年
面積123 ㎡
区分/間取り木造/3LDK

(出典:FIND)

【ご注意】掲載されている施工金額は、施工当時の価格(2022年)に基づいております。現在は、原材料費や物流コストの高騰により、同条件の工事でも価格が異なる場合がございます。最新の概算費用については、お気軽にお問い合わせください。

(2)ご夫婦のセンスが光る自然体な住まい

築18年の3LDKの中古戸建て住宅(木造)をリノベーションした実例です。

リビングの間取りは手を入れず、内装を木と黒、シルバーをメインにシンプルにまとめ、感度の高いインテリアが映える空間に仕上げました。

愛犬のトイプードルと暮らすお二人のこだわりを詰め込んだのは、愛犬のトリミングもできる洗面台。

また、愛犬も遊べる広々としたベランダは友人たちとのBBQを楽しめる開放感のあるスペースとなっています。

ご夫婦と愛犬1匹というご家族のだれもが自分たちらしく過ごせる住まいを実現したリノベーションです。

費用1,300万円
家族構成ご夫婦、犬一匹
築年数18年
面積93.74㎡
区分/間取り3LDK

 (出典:FIND)

【ご注意】掲載されている施工金額は、施工当時の価格(2023年)に基づいております。現在は、原材料費や物流コストの高騰により、同条件の工事でも価格が異なる場合がございます。最新の概算費用については、お気軽にお問い合わせください。

(3)セカンドライフを彩る洗練された空間

賃貸物件として利用されていた部屋を自分たちのセカンドライフにふさわしい空間へとリノベーションした実例です。

リビングやキッチンは、グレーを基調としたモダンスタイルのインテリアやスタイリッシュな照明などでまとめることでホテルライクな日常へを楽しめる空間に。

日中は大きな窓から差し込む光が優しく室内を照らし、穏やかでゆったりと落ち着ける雰囲気となっています。

また、収納や回遊性を高めたことで、モダンでありながら使いやすい住まいを実現しています。

費用–
家族構成ご夫婦
築年数21年
面積94㎡
区分/間取り3LDK

(出典:FIND)

【ご注意】掲載されている施工金額は、施工当時の価格(2024年)に基づいております。現在は、原材料費や物流コストの高騰により、同条件の工事でも価格が異なる場合がございます。最新の概算費用については、お気軽にお問い合わせください。

(4)細部までこだわり抜いたリノベーション

築27年の中古物件の間取りを3LDKから1LDKへ変更した実例です。

リビングとキッチン、寝室を区切らず、空間をゆったりとつなげることで開放感のある空間を実現しています。

間取りだけでなく、インテリア・照明など細部に至るまで二人のこだわりを詰め込んだ住まいは実にスタイリッシュ。

ミュージシャンである奥様と旦那様が二人で音楽を聞いて過ごす時間をさらに心地よいものにしてくれるリノベーションとなっています。

費用–
家族構成2人家族のご夫婦
築年数27年
面積71.30㎡
区分/間取り1LDK+WIC

 (出典:FIND)

【ご注意】掲載されている施工金額は、施工当時の価格(2024年)に基づいております。現在は、原材料費や物流コストの高騰により、同条件の工事でも価格が異なる場合がございます。最新の概算費用については、お気軽にお問い合わせください。

マンションのリノベーションならFINDにお任せください!

3LDKマンションのリノベーション費用は、専有面積や工事範囲、設備・素材のグレード、間取り変更の有無などによって大きく異なります。

理想の住まいを予算内で実現するためには、希望する工事に優先順位をつけ、既存の間取りや設備を活かせる部分は活かすなど、予算と希望のバランスを考えながらプランを組み立てることが大切です。

FINDは神奈川県川崎市に本社を構え、リノベーション・リフォームをはじめ、不動産売買仲介、空間デザイン、ホームインスペクションまで幅広く対応しています。

中古マンションの物件探しからリノベーションまでワンストップで相談できるため、物件購入費とリノベーション費を含めた総予算を考えながら住まいづくりを進めることが可能です。

また、お客様一人ひとりのライフスタイルや生活動線、将来の暮らし方まで考慮し、限られた予算の中でも希望をできるだけ実現できるリノベーションプランをご提案します。

「3LDKマンションをリノベーションしたいけれど、予算内でどこまでできるのか分からない」という方は、ぜひFINDへお気軽にご相談ください。

海老澤 知絵

ライフディレクション事業部 設計チーム / 一級建築士 / 既存住宅状況調査技術者