COLUMNコラム

仕様決めとは?

リノベーションの主なステップは

初回お打ち合わせ・ヒアリング→現地調査→初回ご提案・お見積提出
→修正プラン・お見積提出→工事お申込み・ご契約
→仕様決め→工事着工→工事中間報告→完工・お引渡し→アフターサービス

となりますが、この中の『仕様決め』という言葉、聞いたことありますか?

仕様決めとは、ご提案させていただいたプランを元に
工事に向けて各箇所の細かな点を確定していく作業になります。

例えば大工工事の項目であれば、棚の奥行き、取り付け高さ等
電気工事であれば、照明の位置、スイッチの位置、コンセントの高さ
設備関係ですと、キッチンの扉の色や形、お風呂の設備、洗面台のカウンターの素材など
内装はどの壁紙を使うか、塗装であればどの色にするか

と、具体的な寸法、素材等を選定しながら
できあがる空間を組みたてていく作業になります。

決める順番は工事の始まる順番の早い項目(大工、電気等)、納期のかかる設備からとなります。


水回り設備や建具などの建材はメーカーさんのショールームを見て
実際の機器を体験しながら決めていきます。

ショールームで決めた内容はまとめた資料をいただけるので
そちらで間違いがないかチェックしていきます。

床のフローリング、タイル、壁クロス、塗装の色などの
内装の素材はサンプルを取り寄せて、それぞれを組み合わせながら決めていきます。

内装仕様は全体的に決まってきたら、一度全部並べて見てみるのが
仕上がりのバランスが確認できるのでおすすめです。

仕様決めはどんどんと空間が具体的になってくる楽しい作業です!
たくさん選択肢があり悩んでしまうこともあると思いますが、ぜひ楽しみながら選んでみてください。

わくわくしながら決めたものに囲まれた暮らしはきっと素敵なものになります!

海老澤 知絵

ライフディレクション事業部 設計チーム / 一級建築士 / 既存住宅状況調査技術者