COLUMNコラム
- 2026.05.19
- 物件の選び方
買取再販住宅とは?中古住宅との違いや住宅ローン控除、注意点を解説
「買取再販住宅は、中古住宅とどう違うの?」
「買取再販住宅を購入するメリットは何?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
本記事では買取再販住宅とはどんな住宅なのか、住宅ローン控除の適用期間も含めて解説していきます。
また、買取再販住宅を購入するメリット・デメリットもまとめて紹介します。
買取再販住宅について知りたい人、買取再販住宅の購入をお考えの人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.買取再販住宅とは
買取再販住宅とは、宅地建物取引業者(不動産会社)が中古住宅を買い取り、リフォームやリノベーションを施したうえで販売する住宅を指します。
簡単に言えば、不動産会社が中古住宅をきれいに整えて再販するイメージです。
買取再販住宅の特徴は、新築同様の内装になっていながらも、新築より安く購入できる点にあります。
すでにリフォームやリノベーションが行われているため、自分で工事をする必要がなく、費用面でもメリットがあります。
ただし、リフォームやリノベーションが行われているからといって、すべてが買取再販住宅ではない点には注意が必要です。
適用要件としては、築年数が10年以上であることや、工事費用の総額が売買価額の20%以上であることなどが定められています。(参照:国税庁)
買取再販住宅は中古住宅の一種ですが、売主や住宅ローンの適用条件などで違いがありますので、これから詳しく解説します。
2.買取再販住宅と中古住宅の違い
既にリノベーションが施された買取再販住宅を検討する際、多くの人が比較対象として悩むのが中古住宅です。
それぞれ特徴が異なるため、自分に合った選択をするには違いを正しく理解しておくことが重要です。
まずは、代表的な項目ごとに違いを整理してみましょう。
| 項目 | 買取再販住宅 | 中古住宅 |
| 売主 | ・不動産会社 | ・個人 ・不動産会社 |
| リフォームの有無 | ・あり | ・なし、または個別に実施 |
| 保証 | ・原則2年以上の契約不適合責任あり | ・責任はあるが免責 ・短期間が多い |
| 住宅ローン控除の適用 | ・条件を満たせば新築並みの条件 | ・一般的な中古住宅の条件 |
| 入居までの手間 | ・ほぼ不要(そのまま入居可能) | ・そのまま入居可能 ・状態によってはリフォーム工事が必要な場合あり |
| 価格感 | ・中古住宅より高め ・新築住宅より安い | ・比較的安価(状態・築年数による) |
買取再販住宅は、リフォーム済みの状態で販売されているため、購入後すぐに生活を始められる点が大きな魅力です。
加えて、保証について、契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)が引渡しから2年以上とすることが宅建業法で義務付けられ、リスクを抑えやすい特徴があります。
一方、中古住宅は物件の購入価格をおさえることができますが、気になる部分や劣化した部分を自分でリフォームしなければならないのがネックです。
しかし、自由度が高く、間取りやデザイン、設備などを自分のライフスタイルに合わせて一から作り上げられる点は大きな魅力です。
「手間や安心感」と「自由度やコスト」のどちらを重視するかによって適した選択が異なります。
購入後の暮らしを具体的にイメージしながら、自分に合った選択をすることが大切です。
3.買取再販住宅でも住宅ローン控除を受けられる
買取再販住宅も、条件を満たせば住宅ローン控除の対象になります。
2026年度の税制改正により制度が見直され、中古住宅でも控除を受けやすくなった一方で、住宅の性能による差が明確化されています。
そのため、「控除が受けられるか」だけでなく、「どの条件でどれだけ優遇されるか」まで確認することが重要です。
ここでは、控除が適用されるケースや期間、基本条件、注意点を結論からわかる形で解説します。
| (1)住宅ローン控除の基本条件 (2)買取再販住宅で住宅ローン控除が適用される条件 (3)住宅ローン控除期間が13年になるケース (4)控除を受ける際の注意点 |
(1)住宅ローン控除の基本条件
住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)とは、住宅ローンを利用してマイホームを取得した際に、年末のローン残高に応じて所得税や住民税の一部が控除される制度です。
住宅ローン控除の主な適用要件を見てみましょう。
| 控除率・期間 | ・控除率:年末借入残高の0.7% ・控除期間:原則13年(住宅の種類・入居時期等により10年の場合あり) |
| 居住要件 | ・引渡しまたは工事完了から6か月以内に入居すること ・その年の年末まで継続して居住していること |
| 床面積要件 | ・床面積50㎡以上(一定条件を満たす場合は40㎡以上でも適用可) |
| 居住用比率 | ・床面積の2分の1以上が自己居住用であること |
| 所得要件 | ・合計所得金額が2,000万円以下 |
| 借入要件 | ・返済期間10年以上の住宅ローンであること ・金融機関等からの借入であること(親族・勤務先からの借入は対象外) |
なお、中古住宅では住宅の性能(省エネ)によって控除内容が異なる点に注意が必要です。
(2)買取再販住宅で住宅ローン控除が適用される条件
近年の制度運用では、築年数ではなく「住宅の性能(耐震性・省エネ性)」が重視される傾向が強まっております。
そのため、中古住宅や買取再販住宅であっても、一定の条件を満たすことで住宅ローン控除の対象となり、13年間の控除が適用されるケースも増えています。
これは、新築住宅でなくても、一定以上の性能を備えた住宅であれば新築と同様の税制優遇を受けられるという考え方に基づくものです。
特に2026年時点では、性能基準と証明書類の有無が適用可否を左右する重要なポイントとなっており、物件選びの段階からこれらを確認することが欠かせません。
買取再販住宅の場合、適用にあたっては耐震と省エネ性能の2つが重要なポイントになります。
| 必須条件 | ・新耐震基準(1981年6月以降)に適合していること、または耐震適合証明書等で確認できること |
| 優遇条件(控除期間・借入限度額に影響) | ・断熱性能や省エネ基準(省エネ基準適合住宅など)を満たしていること |
新耐震基準への適合は必須であり、さらに省エネ性能を満たす住宅であれば控除期間や借入限度額などで有利な条件が適用されやすくなります。
一方で、耐震基準は満たしていても省エネ性能などの要件を満たしていない場合は、控除期間が10年となるなど条件が異なってくるケースがあります。
現在の制度では、リフォーム内容そのものよりも「住宅の性能」と「それを証明する書類の有無」が重視される傾向にあります。
そのため、購入前に耐震性や省エネ性能を満たしているかだけでなく、証明書類が揃っているかも必ず販売会社に確認しておきましょう。
(3)住宅ローン控除期間が13年になるケース
買取再販住宅でも、一定の条件を満たすことで住宅ローン控除が13年間適用されるケースがあります。
ただし、この「13年控除」は買取再販住宅であること自体ではなく、「住宅の性能」と「入居時期」によって決まる点が重要です。
具体的には、省エネ基準適合住宅やZEH水準住宅、認定長期優良住宅など、一定の省エネ性能を満たしている住宅が対象となります。
これらの性能を満たしていない場合は、控除期間が短くなるなど条件が不利になるケースがあります。
また、住宅ローン控除は制度ごとに適用期限が設けられており、所定の期間内に入居していることも必要です。
入居時期によって適用条件が異なるため、最新の制度内容を金融機関などに事前に確認することが重要です。
(4)控除を受ける際の注意点
買取再販住宅の住宅ローン控除を受ける際には、次の点に注意が必要です。
| ・床面積や所得制限などの基本要件を満たしているか確認する ・金融機関のローン条件(返済期間・借入金額など)を確認する ・住宅の性能を証明する書類(耐震・省エネ)の有無を事前に確認する ・入居時期(6か月以内)を過ぎると対象外になる ・初年度は確定申告が必要(2年目以降は年末調整) |
特に重要なのが、住宅の性能を証明する書類の有無です。
住宅ローン控除は条件を満たしているかどうかは書類によって判断されるため、耐震性や省エネ性能について証明できる書類が揃っているかを事前に確認しておく必要があります。
また、入居時期やローンの契約条件も見落としやすいポイントです。
引渡し後すぐに入居しない場合や、返済期間が10年未満のローンを利用している場合は、控除の対象外となる可能性があります。
これらの条件は契約後に変更が難しいケースも多いため、物件選びの段階から不動産会社や金融機関に確認しながら進めることが重要です。
事前にしっかりチェックしておくことで、控除を受けられないといったリスクを防ぐことができます。
4.買取再販住宅を購入する5つのメリット
買取再販住宅を購入するメリットは、以下の4つです。
| (1)住宅ローン控除の適用が13年になる場合がある (2)リフォームやリノベーションをする必要がない (3)瑕疵担保責任が売主につく (4)仲介手数料がかからない場合がある (5)すぐに住める・手間がかからない |
順に説明します。
(1)住宅ローン控除の適用が13年になる場合がある
前述のように、条件を満たした買取再販住宅は、通常の中古住宅と比べて長期間にわたり住宅ローン控除の適用を受けられる場合があります。
一般的な中古住宅では、住宅の性能や条件に応じて借入限度額や控除期間が設定されており、控除期間が10年となるケースもあります。
一方で、買取再販住宅でも一定の性能(省エネ基準など)を満たす場合には、新築住宅と同様に13年間の控除が適用されるケースがあります。
また、住宅ローン控除は住宅の性能によって借入限度額や控除上限額が異なります。
例えば、省エネ性能の高い住宅ほど上限額が大きく設定されており、結果として控除額も大きくなる傾向があります。
そのため、購入を検討する際は「買取再販住宅かどうか」だけでなく、住宅の性能区分や適用条件を事前に確認しておくことが重要です。
住宅ローン控除については、こちらの記事でさらに詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
▸中古住宅の住宅ローン控除の適用条件を解説!受けられない場合も紹介
(2)リフォーム・リノベーションをする必要がない
買取再販住宅は、購入時にすでにリフォームやリノベーションをして完成している状態で購入することができます。
中古の物件を買って自分でリフォームをすると、住宅購入とは別にリフォーム代金を工面しなければいけなく、購入後もリフォーム期間は住めない場合もあります。
リフォームやリノベーションを自分で行う必要がなく、プロが手がけた状態で住めることは、買取再販物件のメリットといえます。
(3)瑕疵担保責任が売主につく
買取再販住宅では、売主が不動産会社である場合、瑕疵担保責任を原則2年間負わなければならないという決まりがあります。
実は、中古物件の中には瑕疵担保責任を免責とする物件もあり、保証がない物件もあるのが現状です。
全部の箇所に2年間保証がつくわけではありませんが、重要な部分には最大2年間の保証がつくため、買取再販住宅は中古物件の中でも安心して購入できます。
FINDでは数多くの物件を取り扱い、中古住宅探しからリノベーションまで一括した対応も可能です。
買取再販住宅の購入でお悩みの人は、まずFINDにご相談ください。
あなたにピッタリの住宅をご提案させていただきます。
(4)仲介手数料がかからない場合がある
買取再販住宅では、買取再販物件を取り扱っている業者が仲介会社を利用せず自社で販売まで行なっている場合、仲介手数料が安くなったり、無料になったりするケースがあります。
一般的な中古物件の場合、最大で以下のような仲介手数料が発生します。(宅地建物取引業法で定められている上限額)
| 売却価格 | 仲介手数料の上限 |
|---|---|
| 200万円以下の金額 | 売買価格の5%+消費税 |
| 200万円以上400万円以下の金額 | 売買価格の4%+消費税 |
| 400万円を超えた金額 | 売買価格の3%+消費税 |
参照:国土交通省
数千万円の物件を購入する場合、仲介手数料は百万円以上になるケースもあります。
そのため、仲介手数料が少しでも安くなるのは大きなメリットです。
ただし、買取再販住宅でも販売者が仲介業者という場合もあり、仲介手数料が全てのケースで安くなるわけではありません。
また、上記はあくまで上限価格なため、より手数料を安くしている会社もあります。
買取再販住宅購入時に仲介手数料を安く抑えたいという人は、購入前に不動産会社に確認しておくようにしましょう。
(5)すぐに住める・手間がかからない
買取再販住宅は、すでにリフォームやリノベーションが施されているため、購入後すぐに入居できる点が大きなメリットです。
自分で工事の手配をしたり、工期を待ったりする必要がないため、時間や手間を大幅に節約できます。
また、住宅設備や内装が整っていることで、入居後のトラブルも少なく、引っ越しや生活の準備に集中できるのも安心です。
特に仕事が忙しい人や、初めての住宅購入でリフォームの知識に不安がある人にとっては、手間をかけずに快適な住まいに移れるのは大きな魅力です。
5.買取再販住宅を購入する4つのデメリット
買取再販住宅を購入するデメリットは、以下の3つです。
| (1)見えない部分の不具合が分からない (2)割高な物件も中にはある (3)リフォーム内容を選べない (4)業者によって品質に差がある |
順に説明していきます。
(1)見えない部分の不具合が分からない
買取再販住宅では、物件の買主である不動産会社が別の工事業者にリフォームを依頼しているケースも多くあります。
その場合、配管設備や断熱、構造部位など見えない部分の不具合が分からないことがデメリットのひとつです。
対策として、見えない部分については新しくなっているのか、既存のものをそのまま使用しているかなど、確認できる部分を購入時に聞いておくようにしましょう。
また、買取再販住宅のデメリットを回避できるホームインスペクションについては、以下で紹介していますのでそちらも参考にしてみてください。
(2)割高な物件も中にはある
買取再販住宅では、多くの物件が周辺地域の相場価格に合わせているものの、少し割高な物件があるケースもあります。
同じ地域・同じ築年数でも、中のリフォーム費用などが高額な場合、物件価格も上乗せされた状態で販売されています。
対策としては、物件ごとに個別に判断をするのが重要です。
新築同然の内装になっていたとしても、相場価格を見る時は同じ築年数の近隣物件を参考にするようにしましょう。
(3)リフォーム内容を選べない
買取再販住宅は、すでにリフォームやリノベーションが完了した状態で販売されるため、購入者自身が内装や設備の仕様を自由に選ぶことはできません。
好みのデザインや素材を反映させたい場合には、希望通りに仕上がらない可能性があります。
そのため、「自分好みの間取りや設備を重視したい」という人には不向きです。
購入前に施工内容や設備の種類を確認し、納得した上で契約することが大切です。
(4)業者によって品質に差がある
買取再販住宅のリフォーム・リノベーションの品質は、施工を担当する不動産会社や業者によって差が出ます。
同じ買取再販住宅でも、工事の丁寧さや使用される資材、仕上がりの美しさには違いがあります。
購入前にリフォームの実績や使用資材、工事の範囲をしっかり確認しておくことで、購入後に「思っていた仕上がりと違う」といったトラブルを防ぐことができます。
当社FINDでは、数多くのリノベーション実績を明確に公開し、品質の安定した住宅のみをご紹介しています。
経験豊富なスタッフが施工内容の確認やアフターサービスまでしっかりサポートするため、安心して購入いただけます。
6.購入時のチェックポイント
買取再販住宅は、すでにリフォームが施された状態で販売されるため、一見すると新築同様に見えることも少なくありません。
しかし、実際には、リフォームの範囲や建物の状態、保証内容などは物件ごとに大きく異なるため、事前に確認を行っておくことで購入後の後悔や想定外のトラブルを防ぐことができます。
ここでは、買取再販住宅を購入する際に必ず押さえておきたい3つのチェックポイントを整理します。
| (1)リフォーム内容の確認 (2)保証・アフターサービス (3)築年数・耐震基準 |
(1)リフォーム内容の確認
買取再販住宅の中には、内装がきれいでも、配管や断熱材、構造部分がそのままの場合もあります。
特に暮らしの快適性や維持コスト、建物の寿命に直結する次の場所のリフォーム内容は必ずチェックしましょう。
| ・水回り(キッチン、バスルーム、洗面所、トイレ)の交換内容や範囲 ・給排水管や電気配線などのインフラ部分の更新状況 ・住宅設備(給湯器、エアコンなど) ・断熱材や窓の性能改善の有無 ・外壁や屋根の補修・塗装の実施状況 ・シロアリ対策・防蟻処理の有無(木造住宅の場合) |
また、省エネ性能に関わるリフォーム内容は、住宅ローン控除の適用可否や将来的な光熱費、資産価値にも影響する重要な要素です。
そのため、工事内容の詳細に加えて、施工内容を証明できる書類の有無についても必ず確認しておきましょう。
(2)保証・アフターサービス
買取再販住宅は不動産会社が売主となるため、引き渡し後の一定期間について保証やアフターサービスが付くケースが多いのが特徴です。
ただし、その内容や保証期間は販売会社や物件ごとに異なるため、事前の確認が非常に重要になります。
特に保証はどこまで対象になるかによって安心度が大きく変わるため、以下のポイントを必ず確認しておきましょう。
| ・アフターサービスの対応範囲(構造部分・内装・設備など)と期間 ・不具合発生時の連絡先や対応フロー(緊急時の対応体制) ・設備保証の有無(給湯器・エアコン・水回り設備など)と期間 ・契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)の期間と内容 ・既存住宅売買瑕疵保険の加入状況(第三者機関による検査・保証の有無) ・保証期間の延長可否(有償・無償の延長制度の有無や条件) |
保証やアフターサービスが充実している物件ほど、購入後のトラブルにも対応しやすく、安心して長く住み続けることができます。
買取再販住宅は、価格だけで判断せず、保証内容を比較したうえで選ぶことが大切です。
(3)築年数・耐震基準
買取再販住宅の築年数と耐震基準は、建物の安全性や将来的にかかるコストを判断するための基本条件として優先的に確認すべきポイントです。
これらは住宅ローン控除の適用可否や将来的な資産価値にも関わるため、以下のポイントは購入前に必ず確認しておきましょう。
| ・1981年6月以降の「新耐震基準」に適合しているか ・旧耐震基準の場合、耐震補強工事が実施されているか ・耐震性能を証明する「耐震適合証明書」の有無 ・既存住宅売買瑕疵保険に加入できる水準の建物かどうか |
1981年の建築基準法改正以降に建てられた住宅は、一般的に新耐震基準を満たしているとされ、地震に対する安全性の面で一定の目安となります。
一方で、旧耐震基準の住宅であっても、耐震補強工事の実施や耐震適合証明書の取得、既存住宅売買瑕疵保険の付保などにより、住宅ローン控除の対象となるケースがあります。
つまり、住宅ローン控除の適用可否は築年数そのものではなく、「耐震基準への適合」で判断される点を理解しておきましょう。
ただし、同じ新耐震基準の住宅であっても、設計や施工状況によって実際の性能は異なる場合があります。
また、買取再販住宅はリフォームによって内装が新しく見えても、建物そのものの性能は築年数や耐震基準の影響を受けます。
そのため、見た目や築年数だけで判断するのではなく、耐震適合証明書や検査結果などの客観的な資料で構造面の状態を確認することが重要です。
7.買取再販住宅と中古住宅でそれぞれ向いている人
買取再販住宅と中古住宅は、住まいに対して重視するポイントによって向き・不向きが分かれます。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分のライフスタイルに合った住宅を選ぶことが重要です。
| 買取再販住宅 | 中古住宅 | |
| こんな人におすすめ | ・すぐに整った住まいで暮らしたい人 ・リフォームの手間をかけたくない人 ・初めて住宅を購入する人 | ・豊富な選択肢の中から物件選びしたい人 ・購入費用を抑えたい人 ・自分好みにリノベーションしたい人 |
| メリット | ・リフォーム済みで即入居可能 ・保証が付くケースが多く安心 | ・物件の選択肢が豊富・購入価格を抑えやすい ・リフォーム内容を自由に決められる |
| デメリット | ・価格が中古より高め ・仕様やリフォーム内容を選べない ・物件ごとの品質差がある | ・リフォーム費用と手間がかかる ・保証がつかない場合もある ・リフォームの際は仮住まいが必要になる |
買取再販住宅は、すでにリフォームが完了しているため、手間をかけずにすぐ住める点が大きな魅力です。
一方で、中古住宅は、物件価格を抑えながら自分の好みに合わせてリフォームやリノベーションを楽しめる自由度の高さが特徴です。
そのため、安心してすぐ住める環境を重視するのか、それともコストを抑えて自由に住まいをつくるかによって最適な選択は異なります。
予算とのバランスも踏まえながら、自分にとって後悔のない判断をしましょう。
8.ホームインスペクションでデメリットを回避しよう
買取再販住宅の購入をお考えの人は、ホームインスペクションでデメリットを回避するのがおすすめです。
ホームインスペクションとは、物件の不具合をプロが鑑定し、改修すべき箇所や方法を教えてくれる住宅診断です。
ホームインスペクションでは、以下のことが分かります。
| ・著しい建物の傾き ・不同沈下している可能性について ・継続していると思われる雨漏りの形跡 ・著しい施工不良の有無 ・構造耐力上主要な部分の著しい損傷 ・躯体の腐食 ・変形の有無 ・屋内給排水管の著しい劣化、漏水やその形跡 ・詳細な調査を行う必要のある箇所の有無 |
中古物件では見えない部分の不具合も考えられるため、ホームインスペクションを行なっておくことで、住み始めてから不具合が起きる可能性を下げることが期待できます。
戸建て住宅なら3時間(屋根裏・床下の詳細調査をご希望の場合は+1~2時間)、マンションなら2時間ほどでホームインスペクションを行えますので、検討してみるのもおすすめです。
FINDでは、中古物件が安心して購入できるか確認する、住宅診断・ホームインスペクションのメニューをご用意しています。
これから買取再販住宅の購入をお考えの人は、物件選びの失敗を無くすためにも、ぜひFINDでホームインスペクションを行いましょう。
買取再販住宅の購入をお考えならFIND
FINDは神奈川県川崎市に本社を構える、リノベーション、リフォーム、不動産売買仲介、空間デザイン、ホームインスペクションまで行うリノベーション会社です。
FINDのリノベーションでは、プランナー、設計士、不動産のプロがチームになって理想の住まい造りのお手伝いを行わせていただきます。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ライフディレクション事業部 設計チーム / 一級建築士 / 既存住宅状況調査技術者
空間を通じて豊かな暮らしをとどける