COLUMNコラム

【View of FIND vol.14】光を届ける空間デザイン

「View of FIND」とは?

リノベーションについて、FINDデザイナーの意見、考えをつづるコラムです。
普段どのような視点で設計を行っているか、ご紹介します。


目次

はじめに

約20年前に新築購入して以来、3LDKを2LDKへと設計変更して暮らしてきたK様。
立地も日当たりも気に入っている住み慣れたマンションを、
人生の後半戦を楽しむ「終の住処」にしたい。
そんな想いからリノベーションが始まりました。

今回は、居住空間に自然光を届ける、明るい空間の作り方に注目して解説していきます。

Before / After

間取りの骨格は活かしつつ、スケルトン状態から細部を徹底的に見つめ直しました。

1. 光が差し込む柔らかなプライベート空間

光を届ける室内窓

キッチンの後ろが壁で仕切られていたことによって寝室側に光が届かず、
「北側の暗さ」が長年の悩みだったK様。

この課題を解決するため、キッチンと寝室の間に開閉式の採光窓を設け、
ダイニングからキッチン、そして寝室へと、視線が住まいの端まで抜けるように。
意識せずとも、自然と奥まで光を取り入れることが出来るようになり、
住まい全体に明るさと開放感をもたらしました。

緩やかに仕切るカーテン

空間の仕切りは、建具ではなくカーテンとすることで、軽やかさと柔軟性を持たせました。
空間を仕切った後もダイニング側からの自然光を感じる事ができ、
どこにいても光と気配を感じられる住環境を実現しました。

2. 光が満ちるLDKデザイン

リビングでは、壁面を50cm後退させるという細やかな調整を行い、
くつろぎの空間に「わずかな余白」を生み出しました。

床材はテカリを抑えたオイル塗装のオーク材に、壁は清らかな白としたことで、
明るく開放的な空間へと生まれ変わりました。

大きく間取りを変えずとも、素材選びと緻密な空間構成によって、
住まいの質はここまで高めることができます。

迅速で真摯な対応、そして何より、担当者の人柄に信頼を寄せ、FINDに依頼してくださったK様。
お気に入りの家具に囲まれ、光の中でワインや音楽を愉しむ。
そんな理想の「終の住処」が、ここに完成しました。

光と名作家具が調和する、心地よき「終の住処」

物件探しやリノベーションでお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

海老澤 知絵

ライフディレクション事業部 設計チーム / 一級建築士 / 既存住宅状況調査技術者