COLUMNコラム

【現場日記】筋交いは残したまま

本日は先月に完成したばかりのお宅をご紹介させてただきます。
こちらです!

オーク材の無垢フローリングにアイボリーの塗り壁が、とてもやわらかい雰囲気になっています。
シンプルな空間に、グリーンの色々なパターンガラスの入ったリビングドアが良い存在感を出していますね。

構造上の問題でとることの出来なかった、柱と筋交いはむき出しの状態で白く塗装をして、あえてラフな雰囲気にしております

元々はリビングを通らずに階段へのアプローチでしたが、お子様がリビングを通って2階へ行くように、階段周りを少し間取り変更しました。こんなちょっとした工夫で家族のコミュニケーションの機会が増えるなんて、素敵です。

奥様の選んだ花柄の照明も、お部屋の雰囲気にぴったり合っています。
左の奥に見える黒い金物と棚は、壁掛けテレビ用の金物とAV機器を置く棚になっています。

テレビも壁掛けにすることで、お部屋をすっきり見せてくれる効果があります。

玄関にはブルーのタイルを貼って、お客様をお迎えする為のおもてなしの空間に仕上がっています。

玄関には壁いっぱいに、大容量収納を造作しております。
これだけあれば、靴以外にも色々収納できそうです。

壁向きに設置されていたキッチンも対面式にしました。
リビングの一角には畳スペースを設けて、小さなお子様が遊んでいるのを見ながら家事をすることが出来るようになりました。

窓がとても大きく、公園が正面で日当たりが良い立地なので、家事も気持ちよく出来そうですね。
今週にはお引越しをされるそうで、また家具が入ったら撮影にお伺いする予定です。

お打合せを始めた頃にはお二人だったご家族も、新しいお家では三人になって新生活が始まります。
このような、お客様にとって大切な節目に関わらせて頂けるなんて、この仕事の特権でもありますね。

W様、本当にありがとうございました。

そして、2世帯の一戸建てのリノベーション工事も1階部分がいよいよ佳境に入ってまいりました!!

キッチン周りの造作も終わり。

建具の塗装も完了し、

大分、お部屋らしくなってきました。

洗面室も、2ボウルの造作の洗面台カウンターが設置され、

2世帯にする為に、とても広かった玄関・廊下を2つの空間に分けていきます。

今週の後半からは内装の仕上げ工事に入ります。
こちらも今から出来上がりが楽しみです。

岡崎 由佳

ビルディング部 施工管理チーム マネージャー / 一級建築士