COLUMNコラム

PLAN STORY 24『風が通り抜ける心地よい住まい』後編

リフォームを前提にマンションを購入され、

2LDK(+ロフト)から1LDK(+ロフト)に全面リフォームを行われたN様。

前編では水まわりの空間をご紹介いたしました。

PLAN STORY 23『風が通り抜ける心地よい住まい』前編

後編は、こだわりの詰まったお住まいならではのポイントをご紹介します。

After

サビ加工されたシンボルの柱

風が通り抜ける広いダイニングスペースを設けるには、

どうしても移動のできないパイプスペースを考慮する必要がありました。

このパイプスペースを柱としてにあえてサビ加工を施し、特別な存在とさせることで

N様邸のシンボルとして意義を持たせました。

ダイニングテーブル

パイプスペースを活かした柱の周りには、造作のダイニングテーブルを。

柱をサンドするようにしてテーブルの天板を固定するため、

2枚の板を接ぎ合わせるための連結金具がダイニングテーブルの裏に隠れています。

表から見ても継ぎ目がどこにあるのかわからないぐらいぴったりくっついています。

N様ご夫婦は家具職人さんよりダイニングテーブルの構造の説明などを受けながら、

仕上げの塗装作業を一緒にすることで、思い入れのあるテーブルとなりました。

玄関土間

玄関土間はモルタルで、経年変化を愉しむことのできる素材を採用。

風と光が通り抜ける住まいとして、間仕切りは最小限にしLDKを広くとること重視。

そのため、玄関とリビングの間に仕切りがなく、

リビングからの光を感じられ、開放的な玄関スペースになりました。

既存を利用した梁

撤去することのできない梁。

まわりの天井、壁と同仕上げにして隠すこともできますが、

あえてそのままの表情をみせることで、広いLDKのアクセントになっています。

ロフト

白いアイアンの階段は、

存在感がありながらもスケルトンにすることで圧迫感のない作りを実現。

また、空間に光や風を取り込むこともできるため、

広いLDKを実現しつつ、安全にロフトへと上がる動線になりました。

ロフト下は収納スペースにすることで、デッドスペースを有効活用しています。

リビングから繋がる開放的なロフトはご家族のお気に入りのアイテムを置いたり、

お子様がおもちゃを広げて思いっきり遊ぶ秘密基地のようなスペースになっています。

日々の暮らしの変化を愉しみつつ、

シンプルでありながらも普遍的ではないN様邸。

随所にこだわりが感じられ、リノベーションだからこそ叶えられた心地よい住まいになりました。

 

施工事例はこちらからご覧いただけます。

https://www.a-find.jp/work/107

海老澤 知絵

ライフディレクション事業部 設計チーム / 一級建築士 / 既存住宅状況調査技術者