COLUMNコラム

【現場日記】大工、設備、電気工事の現場

先日着工しましたマンションのリフォーム。
この日は大工工事・設備設置・配線と3業種が入っての工事。

現場開始当初はよくあることなのですが大工工事が進むにつれ、平行してやらなければならない工事があるために多くのスタッフが現場に入ることになるのです。

配管方法の方向性が決まり、配管整理をする設備スタッフ。

キッチンの配管図を壁に張り付け、確認しながら墨出し(木材や作業する壁や床などに、水平位置や中心位置を記すこと)をしています。

なんとか、キッチンの裏配管スペースに全て納まりそうです。
天井下地が組まれた天井内に電話・LAN用配管をする電気スタッフ。

梁に空けられたスリーブを通して配線・配管をします。
このスリーブが無いと配線に非常に手間が掛かってしまうのです。

配線・配管が終わると、大工さんが天井に石膏ボードを張り始めます。

こちらは電気関係の作業中。
壁に、コンセント取り付け穴を開けたところです。

マンションで内装壁をふかして作っていて下地が縦横に組まれていて、すんなり電線が通らないための苦肉の策として、丸い穴を3つ開けました。
電線を通した後、丸くくり貫いたボードは戻され、コンセント一箇所増設の完了です。

しかし、コンセントの工事で充電ドライバー5台はすごい。
一台一台付いているビット(ドライバーの先)等が違うのです。

この方が作業効率はいいのでしょうが、Pro用充電ドライバー安くはないのですよね。
ある日のあわただしい午前中のご紹介でした。

矢作 和也

ビルディング部 施工管理チーム / 一級建築施工管理技士