COLUMNコラム

【現場日記】カップボード、造作しました

今日は、カップボードのお話です。
先日、お客様のこだわりカップボードが完成致しました。
シンプルで無駄のない、合板の良さを引きだせたカップボードになりました。

クリア塗装のみで、良い色が出ます。
引出は取っ手をつけず、上部を開けで手かけにし、すっきりと。

お客様のこだわりです。
合板の木口もあえて見せることで、縞々がよいアクセントになっていますね。

家具屋さんのこだわりで、使い勝手、耐久性を求め、しっかりとサイドレールを入れております。

予め、すべてのキッチン家電寸法を測らせていただいたので、そのサイズに合わせ、無駄のないように、また少しでも内寸を取れるように、家具屋さんと何度もやりとりさせていただき、内部構造を決めていきます。

寸法を知っておくと、スペースの無駄がなくなるので、このように用途に合わせて、各家電の部屋を作ってあげます。
写真は炊飯器の部屋。

出てくる蒸気に耐えられるよう、上部はキッチンパネルで仕上げました。

カップボードの上は、吊り戸とオープンラックで、使用頻度の少ないものを吊戸にしまい、奥様の見せたい雑貨を見せる収納でオープンラックに置きます。
オープンラックは木口がかっこよく見える、インテリアラーチです。

このように、当社では、長年お世話になっている家具屋さんと、そのお客様に合った造作家具の製作も承っております。
ここ。。。無駄なスペースだな~、買った棚に家電がうまく納まらない。。。

等々、日々のもやもやをお持ちの方がいらっしゃいましたら、
是非ご相談ください!

笠原 圭一郎

ライフディレクション事業部 設計チーム マネージャー / 二級建築士 / キッチンスペシャリスト