COLUMNコラム

リノベーションではインテリアにもこだわりを!真似したくなる実例10選

「インテリアにこだわったリノベーションをしたいけど、イメージが固まらない」
「家具を主役にできるリノベーションはどう行う?」

そんな疑問をお持ちではありませんか?

こだわったリノベーション内装を考える時には、インテリアもお気に入りのものをチョイスし、統一感のある部屋にしたいですよね。

そこで本記事では、リノベーションをする際に真似できるおしゃれなインテリアの配置を紹介します。

実際の実例10選も解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。


目次

1.リノベーションではインテリアとの相性が大切

リノベーションでは、インテリアとの相性を大切にすることで、よりおしゃれで垢抜けた印象に仕上げることが期待できます。

思いつきでインテリアを選ぶのも素敵ですが、リノベーションとの相性も加味して決めたほうがビシっと決まる空間を作りやすいです。

特に、配置にこだわることや部屋の世界観を決めておくことが重要なポイントです。

インテリアのチョイスはリノベ成功の鍵ともなるため、慎重に向き合うべきです。

2.リノベーションで実現できるインテリアの種類(テイスト別)

リノベーションの満足度を高めるには、インテリアのテイストを最初に決めておくことがとても大切です。

ただ、初めてだとどんなテイストがあるのか分からず、自分の好みと合うテイストもわからないと感じることも多いものです。

ここでは、リノベーションでよく使われる代表的な5つのインテリアスタイルについて、分かりやすく紹介していきます。

(1)北欧・ナチュラル
(2)インダストリアル
(3)ヴィンテージ・レトロ
(4)ホテルライク・モダン
(5)シンプル・ミニマム

(1)北欧・ナチュラル

北欧・ナチュラルスタイルは、白やベージュを基調に、木の質感を活かしたやわらかく温かみのある雰囲気が特徴です。

木やリネン・コットンなど自然素材を中心に構成され、シンプルでありながら心地よく長く暮らしても飽きのこない空間を演出できるデザインです。

このスタイルは、以下のような人から人気があります。

・明るく穏やかな住まいでリラックスして過ごしたい人
・家で過ごす時間を大切にしたい人
・家族と自然体で心地よく暮らしたい人

リノベーションでは、床材や建具、家具の木材を揃えて素材感を統一することが重要です。

さらに、照明は電球色のようなオレンジがかった暖かくやわらかい光を選び、自然光とのバランスを意識することでより落ち着きの漂う居心地のよい雰囲気に仕上がります。

(2)インダストリアル

インダストリアルスタイルは、コンクリートや鉄、レンガといった素材の持つ無骨さやラフな質感を活かしたデザインが特徴です。

 本来は工場や倉庫などに見られる要素をデザインとして取り入れることで、荒々しさの中にも洗練された雰囲気やデザイン性の高さを感じられる空間をつくることができます。

このスタイルは、以下のような人に好かれています。

・カフェやセレクトショップのような都会的な雰囲気が好きな人
・シンプルながらも少し男前でクールなデザインを好む人
・趣味性の高い家具・雑貨を楽しみたい人

リノベーションでは、配管やダクト、梁などをあえて隠さず見せるスケルトン的なデザインが用いられます。

さらに、エジソンランプなどのヴィンテージ感のある照明や空間の広がりを持たせることで、より雰囲気のある空間に仕上がりになります。

インダストリアルデザインについてさらに詳しく知りたい方は次の記事もご覧ください。
インダストリアルな部屋とは?実例や作り方のポイントを解説

(3)ヴィンテージ・レトロ

ヴィンテージ・レトロスタイルは、時間を重ねた深みや味わいを活かしたデザインが特徴です。

アンティーク家具や一点物のアイテムなど、使い込まれた風合いや素材感を楽しむことで、落ち着きと温もりのある上質な空間をつくることができます。

このスタイルは、以下のような人に好かれています。

・経年変化によって深まる雰囲気そのものを楽しみたい人
・家具や雑貨にこだわりたい人

リノベーションでは、素材選びと色のバランスが特に重要です。

床や建具にあえて経年変化を感じさせる素材を取り入れたり、アンティーク家具を組み合わせることで重厚感とストーリー性のある雰囲気を演出できます。

(4)ホテルライク・モダン

ホテルライク・モダンスタイルは、生活感や日常を抑えた洗練されたスタイリッシュな空間を目指すデザインが特徴です。

白・グレー・ブラックを基調に統一し、余計な装飾を極力そぎ落とすことで、上質で高級感のある雰囲気を演出します。

このスタイルは、以下のような人に好かれています。

・自宅に非日常的な落ち着きを求める人
・すっきりと整った空間を好む人
・ワンランク上の暮らしを演出したい人

リノベーションでは、間接照明を効果的に配置し、光の陰影によって空間に立体感を持たせることが重要です。

また、収納は扉や壁の中に収めて生活感を見せない設計とし、日用品なども外に出さずすっきりと整理することで、よりホテルのように整った印象に仕上がります。

(5)シンプル・ミニマル

シンプル・ミニマルスタイルは、装飾を極力減らし、必要最低限の要素で構成された無駄のない空間デザインが特徴です。

ホワイト塗装の壁や天井、シンプルな木材などで、白・グレー・ベージュを中心に色数を絞り、全体をフラットにまとめることで空間に一体感が生まれます。

このスタイルは、以下のような人に好かれています。

・物を多く持ちたくない人
・整ったシンプルな暮らしを好む人
・整理整頓が好きな人に向いています。

リノベーションでは、間取りにゆとりを持たせて空間全体に余白をつくると同時に、収納をなどで生活感を見せない工夫を徹底することが重要です。

また、家具の数を必要最小限に抑え、余白を意識した配置にすることで、より広がりと抜け感のある空間に仕上がります。

3.インテリアを活かしたリノベーション実例10選

ここでは、FINDが手がけているインテリアを活かしたリノベーション実例10選を紹介します。

真似できるポイントもたくさんありますので、ぜひこれからリノベーションをする方は参考にしてみてください。

(1)「土間のある暮らし」★LIXILリフォームコンテスト大賞受賞事例★

築18年の中古住宅を、1200万円かけてリノベーションした実例です。

施主様の思い入れのある『土間空間』をコンセプトに、シンプルですっきりとした中に、お気に入りのインテリアグリーンが溶け込むような空間を実現しています。

内装のアクセントにはブルーをチョイスし、機能性とデザインを両立させたホテルライクな住まいになりました。

上記物件は、LIXILメンバーズコンテスト2016で、全国14,000社の中でリフォーム大賞を受賞しています。

費用1200万円
築年数18年
面積
区分/間取りRC造/2LDK+WIC
【ご注意】掲載されている施工金額は、施工当時の価格(2021年)に基づいております。現在は、原材料費や物流コストの高騰により、同条件の工事でも価格が異なる場合がございます。最新の概算費用については、お気軽にお問い合わせください。

(2)セカンドライフを彩る洗練された空間

築21年の賃貸物件として利用されていた部屋を、自分たちのセカンドライフを過ごすための空間へリノベーションした実例です。

上記物件は、インテリアはグレーを基調としたモダンスタイルで統一感を持たせ、ホテルライクな日常を楽しめる住まいへとリノベーションしました。

施主様お手持ちの器具を活かしつつ、間接照明を効果的に配置したことで、奥行と温かみが加わっています。

また、冷蔵庫、ワインセラーも収納できるようにしたことで、すっきりとした印象になりました。

費用
築年数21年
面積94㎡
区分/間取り3LDK
【ご注意】掲載されている施工金額は、施工当時の価格(2021年)に基づいております。現在は、原材料費や物流コストの高騰により、同条件の工事でも価格が異なる場合がございます。最新の概算費用については、お気軽にお問い合わせください。

(3)時を経ることで魅力を重ねる住まい

築27年の中古住宅を、700万円かけてリノベーションした実例です。

上記物件では、既存の設備機器をうまく利用しながら内装に手を加え、『時を経ることで魅力を重ねる住まい』を実現しています。

リビングダイニングは、グレージュをベースにしたモダンな印象で、セレクトされたインテリアが空間に豊かな表情を添えています。

クロス、ペイント、タイル、ファブリックを厳選し、様々なテイストが絶妙なバランスで混在し、センスよくコーディネートされた住まいになりました。

費用700万円
築年数27年
面積
区分/間取りRC造/3LDK
【ご注意】掲載されている施工金額は、施工当時の価格(2021年)に基づいております。現在は、原材料費や物流コストの高騰により、同条件の工事でも価格が異なる場合がございます。最新の概算費用については、お気軽にお問い合わせください。

(4)光と風を取り込む、アジアンテイストの心地よい住まい

築23年の中古住宅を、2290万円かけて全面リノベーションした実例です。

上記物件では、既存の壁を取り払い、リビングダイニングにある窓から光と風を取り入れることで、明るく開放的な空間を実現しました。

インテリアはアジアンテイストでまとめることで、アジアのリゾートを彷彿とさせる住まいになっています。

また、施主様お気に入りのロボットなどをディスプレイできる飾り棚を造作し、オリジナルの空間になりました。

費用2290万円
築年数23年
面積87.7㎡
区分/間取り2LDK
【ご注意】掲載されている施工金額は、施工当時の価格(2021年)に基づいております。現在は、原材料費や物流コストの高騰により、同条件の工事でも価格が異なる場合がございます。最新の概算費用については、お気軽にお問い合わせください。

(5)和と洋を丁寧に融合させた心地よいすまい

築25年の物件を和と洋を丁寧に融合させた心地よいすまいに、全面リノベーションした実例です。

上記物件では、生活導線の改善をメインに工事を行い、玄関横の洋室を大容量のウォークインクローゼットに変更しました。

また、キッチンを回遊式とし、洗面台をリビングに取り込むことでアクセスを短縮化することに成功しています。

インテリアは和と洋を融合したスタイリッシュなデザインと、グレージュをベースに色を統一し、洗練された住まいが実現しました。

費用
築年数25年
面積
区分/間取り2LDK+WIC
【ご注意】掲載されている施工金額は、施工当時の価格(2021年)に基づいております。現在は、原材料費や物流コストの高騰により、同条件の工事でも価格が異なる場合がございます。最新の概算費用については、お気軽にお問い合わせください。

(6)海外住宅のように洗練された空間

築18年の中古住宅を、海外住宅のような空間に全面リノベーションした実例です。

上記物件では、施主様の「自分たち好みのインテリアに一新したい」という思いから、こだわりを詰め込んだ住まいを実現しています。

LDKは、主役のオーダーキッチンが目を引く、開放的で優しい雰囲気の空間に変更しました。

また、廊下にはフレンチヘリンボーンの床を採用したことで、框組のホワイトのドアと調和し海外住宅のような雰囲気の住まいになっています。

費用
築年数18年
面積80.9㎡
区分/間取り2LDK
【ご注意】掲載されている施工金額は、施工当時の価格(2021年)に基づいております。現在は、原材料費や物流コストの高騰により、同条件の工事でも価格が異なる場合がございます。最新の概算費用については、お気軽にお問い合わせください。

(7)どこにいてもお気に入りと出会える空間

築30年の中古住宅を、4660万円かけて全面リノベーション+外壁改修をした実例です。

上記物件では、施主様の「採光量が少なく、暗いので明るくしたい」という要望から、LDKを1Fからより採光のとれる2Fリビングへ間取り変更を行いました。

また、収納や水回りなどの家事導線も大幅に改善したことで、最小の家事導線で整う暮らしになっています。

内装デザインにはタイル、ヘリンボーンフローリング、照明器具などを採用し、こだわりの詰まった住まいが完成しました。

費用4660万円
築年数30年
面積200㎡
区分/間取り4LDK+WIC+納戸
【ご注意】掲載されている施工金額は、施工当時の価格(2021年)に基づいております。現在は、原材料費や物流コストの高騰により、同条件の工事でも価格が異なる場合がございます。最新の概算費用については、お気軽にお問い合わせください。

(8)日々の暮らしを美しく整える

築19年の中古住宅を、2LDKから1LDKへ間取り変更した実例です。

上記物件では、適材適所の収納計画、インテリアまでを含めたトータルコーディネートをFINDで手がけています。

間取りは2LDKの間仕切り壁を取り払い、可動間仕切りで空間を分け使えるように工夫しました。

また、インテリアはホテルライクな上質空間で非日常感がありながらも、ゆったり過ごせる落ち着きのある住まいになるよう各部屋のマテリアルやカラーをリンクコーディネートさせています。

1つ1つの要素はシンプルかつモダンなものを選定しながら、照明や光と合わさることで温かみとくつろぎの空間を実現しました。

費用
築年数19年
面積77㎡
区分/間取り2LDK→1LDK
【ご注意】掲載されている施工金額は、施工当時の価格(2021年)に基づいております。現在は、原材料費や物流コストの高騰により、同条件の工事でも価格が異なる場合がございます。最新の概算費用については、お気軽にお問い合わせください。

(9)お気に入りのインテリアに囲まれた暮らし

築52年の中古住宅を、960万円かけて全面リノベーションした実例です。

上記物件では、こだわりの好みのインテリアアイテムが映える空間を目指してリノベーションを行いました。

キッチンは、既存の壁付けI型キッチン(シンク・コンロ・調理台が横一列に並んだキッチン)を活かし、扉のカラーを変更、設備の交換、背面タイル張りを施し、使い勝手とデザイン性をプラスしています。

また、空間全体のベースカラーを白×モルタルとシンプルにまとめたことで、各所のアクセントカラーやこだわりのインテリアが主役になる、メリハリの利いた空間を実現しました。

費用960万円
築年数52年
面積82.5㎡
区分/間取りRC造/2LDK
【ご注意】掲載されている施工金額は、施工当時の価格(2021年)に基づいております。現在は、原材料費や物流コストの高騰により、同条件の工事でも価格が異なる場合がございます。最新の概算費用については、お気軽にお問い合わせください。

(10)海外アパルトマンのような雰囲気と心地よさを実現した住まい

築60年の中古住宅を、1Fは店舗、2Fは住まいにリノベーションした実例です。

上記物件では、既存のビンテージ感を活かしつつ、間取りを自分たちの生活スタイルに合わせて変更しています。

インテリアスタイリストの施主様が考えたこだわりポイントを軸に、各所のディティール納まりや老朽化した部分の修繕を行いました。

海外のデザイナーズ家具やアンティーク家具が映える室内は、好きなモノに囲まれた暮らしを実現した空間に仕上がっています。

費用
築年数60年
面積81㎡
区分/間取り2LDK+店舗
【ご注意】掲載されている施工金額は、施工当時の価格(2021年)に基づいております。現在は、原材料費や物流コストの高騰により、同条件の工事でも価格が異なる場合がございます。最新の概算費用については、お気軽にお問い合わせください。

4.リノベーションでインテリアを際立たせるには

リノベーションでインテリアを際立たせるには、部屋のイメージカラーや配置が重要です。

それぞれ詳しく解説していきます。

(1)部屋のイメージやカラーを固める
(2)インテリアをどこに配置するか決める
(3)素材(床・壁・天井)で空間をつくる
(4)照明で雰囲気をコントロールする
(5)間取り・動線とのバランスを考える

(1)部屋のイメージやカラーを固める

まず、リノベーションでインテリアを際立たせるために『部屋のイメージやカラー』を決めておきましょう。

イメージを固める時のコツは、どのようなスタイルにするかがポイントです。

近年トレンドのインテリアスタイルには、以下のものがあります。

モダンデザイン現代的であり、近代的でもあるようなデザイン。黒やグレー、白、ブルー系などクールな色をベースに、ワンポイントでビビット色なプラスする。
ヴィンテージデザイン若者からも人気の高いデザイン。アメリカンヴィンテージやヨーロピアンヴィンテージなどもあり、古き良きデザインの中にも遊び心をプラス。
インダストリアルデザイン工業的と言う意味を持ち、むき出し感と無機質感が魅力のデザイン。金属と木材をうまく組み合わせるのがおすすめ。
和風デザイン日本の良い古風なデザインを引き継ぎながら、現代に合わせたシンプルなスタイルが人気。派手すぎない抑えめな印象で、落ち着く空間を作ることができる。

また、カラーを決める際は、デザインに合わせてベースカラー、メインカラー、アクセントカラーを決めておくのがおすすめです。

(2)インテリアをどこに配置するか決める

リノベーションでインテリアを際立たせるためには、インテリアの配置にも意識しましょう。

おすすめの配置方法は、以下の通りです。

対角線上の角にメインを配置実は、部屋に入る時に視線が向かいやすいとされる場所は、対角線上にある部屋の角です。そのため、対角線上の先にお気に入りの家具を配置し、見せ場を作ることで、オシャレ度のアップが期待できます。
遠近法を使う手前に背の高い家具、奥に背の低い家具を置くと、遠近法で奥行きが強調されます。部屋を広く見せたい時にも有効な手段のため、圧迫感のない部屋を作りたい方は取り入れてみてください。
視線を遮らない配置背の高い家具を部屋の真ん中に置いてしまうと、視界が遮られ圧迫感を感じてしまいがち。目線より低いインテリアを取り入れ、視線を遮らないように工夫しましょう。
存在感のある家具をひとつ置く部屋に入った時に、メインとなる家具を一つに絞って置くことで、視線が自然とそこに集まり部屋を広く感じる効果があります。(フォーカルポイントとも言います。)アートや暖炉、飾り棚などを利用して、部屋に入った時どこに一番目線を向けて欲しいかを考えましょう。

インテリアの配置を一人で決められない時は、プロの意見を聞いたり、多くの実例を参考にしましょう。

近年ではInstagramなどに多くのインテリア写真があるため、イメージに近いものを真似するところから始めてみるのもおすすめです。

(3)素材(床・壁・天井)で空間をつくる

インテリアを際立たせるには、空間の印象を大きく左右する床・壁・天井といった内装の仕上げ素材選びも重要です。

インテリアをどれだけ整えても、背景となる素材に一貫性がなければ全体としてのまとまりは生まれにくくなります。

そのため、まずイメージするデザインを起点に素材の方向性を整理し、空間全体のベースを明確にしておきましょう。

たとえば、北欧・ナチュラルなら木材の温かみを、ホテルライク・モダンならタイルや石調素材を取り入れるなど、デザインの特徴に合わせて素材を選定することが重要です。

また、床・壁・天井は単なる背景ではなく、光の入り方や反射の仕方によって空間の広がりや奥行きの感じ方そのものを決める要素でもあります。

そのため、「どのように見せたい空間なのか」に合わせて、素材の質感や仕上げ方を意図的に選びましょう。

(4)照明で雰囲気をコントロールする

リノベーションでは、配置や光の強さを工夫し、インテリアを際立たせる照明計画を行うことも重要です。

照明は単に部屋を明るくするための設備ではなく、空間そのものの雰囲気や居心地を決めるインテリアの大きな要素です。

同じ間取りでも、光の当て方ひとつで、広がりのある印象にも静かで落ち着いた空気感にも見せることができます。

そのため、全体を均一に照らす天井照明だけでなく、手元を照らす光や、空間に奥行きをつくる間接的な光など、役割ごとに照明を分けて設計することが重要です。

明るい場所には自然と視線が集まり、暗い部分は背景として引き立て役の役割を担うという特性を活かし、「見せたい場所」と「抑えたい場所」を整理しましょう。

照明計画についてさらに詳しく知りたい方は次の記事もご覧ください。
住まいの照明計画とは?プランの立て方と成功のコツ、事例を解説

(5)間取り・動線とのバランスを考える

インテリアを際立たせるためには、単に家具やデザインを選ぶだけでなく、インテリアが映える間取りの設計と動線の整理も欠かせません。

まず、間取り(空間のつながり方や区切り方)によって、同じインテリアでも見え方や印象は大きく変わります。

たとえば、玄関からリビングまで視線が抜けるレイアウトでは、インテリアの存在感が引き立ち、空間全体に広がりと軽やかさが生まれます。

一方で、適度に壁や間仕切りで空間を分けると、家具や照明がそれぞれのシーンをつくり出し、空間ごとのインテリアの魅力をより引き立てることができます。

また、動線が整理された空間では視界に余計な要素が入りにくくなり、主役となる家具や素材に自然と視線が集まるだけでなく、生活する上での利便性・効率も高くなります。

このように、間取りと動線を考慮することで空間全体にまとまりが生まれ、デザイン性と日常の使いやすさが両立した住まいになります。

5.リノベーションインテリアのおすすめな選び方

リノベーションインテリアは、以下のポイントに注意して選ぶのがおすすめです。

(1)同じブランドのインテリアで統一
(2)部屋の主役になるインテリアを決める
(3)インテリアの素材感にも注目
(4)造作家具を取り入れる
(5)収納計画にこだわりを
(6)奥行き感のでるものを取り入れる

順に詳しく解説していきます。

(1)同じブランドのインテリアで統一

リノベーションをする際、インテリアは同じブランドのもので統一させることでまとまり感がアップします。

同じブランドの場合、カラーや素材感が合っているケースが多く、テイストも合わせやすいのが特徴です。

また、購入時に店員さんにアドバイスをもらうことも期待できるため、「統一感が欲しい」という方に有効な方法といえるでしょう。

(2)部屋の主役になるインテリアを決める

リノベーション後の室内を新たに考える時には、部屋の主役になるインテリアから決めていくのもひとつの方法です。

上記でも説明しましたが、『部屋に入った時にどこを見てほしいか』を考えるのがおすすめです。

そのため、部屋のメインとなるアート、こだわりのテーブル、ソファー、飾り棚などを決めて、他は合わせるようなインテリアをチョイスしてみてください。

一気に垢抜けた、洗練された空間になることが期待できますよ。

(3)インテリアの素材感にも注目

インテリアには素材感にこだわったものも多くあります。

例えば、木や植物、石、和紙、麻、バンブーなどの天然素材や、レザー、布、アイアン、クリア素材などさまざまな製品がありますよね。

特に、天然素材のインテリアは素材から感じる温かみが魅力で、使えば使うほど味わい深くなります。

一方で、近年人気の高いクリア素材などの透明感のあるインテリアは、部屋の圧迫感を排除し、抜け感のある印象にしてくれます。

このように、どのような素材のインテリアを選ぶか、組み合わせはどうするかも決めておくようにしましょう。

(4)造作家具を取り入れる

造作家具とは、リノベーション会社などに依頼し自分の部屋だけのオリジナルの家具を作成、壁などに直接取り付けてもらう家具のことです。

造作家具のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
・欲しい場所に合わせたサイズで作成してもらうため、デットスペースができない
・カラーや素材を指定できるため、家全体に統一感がでる
・部屋のアクセント、メイン家具としても置ける
・壁に直接取り付けられるため、地震でも倒れにくい
・特注のため、既存製品に比べて高額になる
・作成に時間がかかってしまうケースもある
・壁に直接取り付けるため、移動ができなくなる

「唯一無二のインテリアを置きたい」「既存のものでは合うインテリアが無い」という方には、造作家具はとてもおすすめです。

費用面などのデメリットもありますが、とことんインテリアにこだわりたい方はリノベーション会社に相談してみてください。

(5)収納計画にこだわりを

インテリアを際立たせるためには、収納計画にもこだわっておくのがポイントです。

収納は関係ないようにも思われがちですが、インテリアを目立たせたいなら見せたい場所に不要なものを置かないことがポイントです。

収納計画を細かく立てておくことで、物を置かないインテリアを映えさせるすっきりとした室内にすることが期待できますよ。

(6)奥行き感のでるものを取り入れる

インテリアコーディネートでは、奥行き感のでるものを取り入れることで、部屋を広くみせることができます。

例えば、視覚的に実際の距離よりも遠くにあるように見える『後退色』を取り入れたり、見る人の視線を誘導できる『アートパネル』をプラスしたりするのがおすすめ。

また、鏡を使ってもうひとつ空間があるような錯覚を起こすのも有効です。

さまざまなテクニックを取り入れながら、ワンランク上の住まいを目指してみてはいかがでしょうか。

6.リノベーション×インテリアの費用目安

リノベーションでは、間取りや設備だけでなく、インテリアまで含めて計画することで、住まい全体の完成度が大きく変わります。

しかし、インテリア費用は「どこまでを含めるか」が分かりづらく、予算配分に悩む方も少なくありません。

ここでは、リノベーション時にかかるインテリア費用の考え方や費用目安、予算配分のポイントについて解説します。

(1)インテリア費用の3要素と費用目安

リノベーションにおけるインテリア費用の考え方と費用目安について解説します。

リノベーションの際にかかるインテリア費用は、大きく分けて次の3つの要素に分けられます

インテリア費用は素材やグレードによって大きく変動するため、ここでは一般的なグレードを想定した目安を紹介します。

インテリアの種類一般的なグレードの費用相場
内装仕上げ・約1万〜5万円前後/㎡
空間に組み込むインテリア・小規模収納や棚:約5万〜20万円程度
・壁面収納・TVボードなど:約30万〜150万円程度
・キッチン造作・洗面台造作:約20万〜100万円超(素材・グレードによって変動)
後から追加する家具・インテリア小物・ソファ:5万〜30万円程度
・ダイニングテーブル:3万〜20万円程度
・チェア類:1万〜5万円程度/1脚あたり
・照明器具:5千円〜5万円程度
・カーテン・ブラインド:2万〜10万円程度(窓数や仕様で変動)

実際に空間の印象を大きく左右するのは、床材や壁の仕上げ、造作家具、そして照明計画といった空間に組み込まれた要素です。

たとえば、同じソファを置いた場合でも、床や背景の壁の素材・仕上げ、さらに照明の当たり方によって、その見え方はまったく異なります。

最初の計画段階で空間そのものの設計と方向性を誤ると、後から家具をどれだけ調整しても統一感を取り戻すことが難しくなります。

そのため、インテリアは、後付けの家具費用だけではなく、内装仕上げを含めて費用を調整することが重要となります。

(2)インテリア費を考える上で重要なこと

インテリア費を考える上で特に重要なのは、あとから変更がしづらい部分にどれだけ予算を配分するかという点です。

空間の土台となる内装の素材や照明、造作がしっかり整っていれば、家具そのものがシンプルであっても空間は洗練された印象になります。

上質な内装であれば、後で無理に高額な家具を揃えなくても全体の完成度が高まり、インテリア全体としてのコストパフォーマンスにも優れた住まいづくりにつながります。

そのため、内装仕上げや空間に組み込むインテリアにしっかりと予算を確保することが重要です。

一方で、後から自由に追加できる家具やインテリア小物は、予算調整の役割として活用しやすいインテリアです。

住みながら少しずつ整えていくこともできるため、予算に合わせて柔軟に調整することができます。

リノベーション費用の全体像や具体的な相場感については、以下で解説しています。
リノベーション費用の相場を施工事例付きで解説|総額を抑えるには?

7.インテリア選びに悩んだら?

「インテリア選びに疲れてしまった」「どうしても、部屋がもったりとした印象になってしまう」とお悩みの方は、インテリアコーディネーターに依頼をするのもひとつの方法です。

インテリアコーディネーターは、照明器具、壁紙、家具など幅広い知識の中から、お客様のイメージを形にしてくれます。

ふわっとしたデザインしか決まっていない場合でも、丁寧にヒアリングをし要望を汲み取ってくれるため、イメージに近い空間にデザインすることが可能です。

FINDではおしゃれで個性的な実例を多く手がけているため、インテリアコーディネートまで含めたリノベーションも行えます。

ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

8.リノベーション×インテリアのよくある質問

リノベーションでインテリアにこだわる際には、「いつ決めるべきか」など、具体的な疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、リノベーション×インテリアに関するよくある質問とその回答をまとめました。

Q1.インテリアはいつ決めるべきですか?

インテリアはリノベーションの設計段階から決めるのが理想です。

内装(床・壁・天井)や照明、間取りとインテリアは密接に関係しているため、後から家具だけで調整しようとすると統一感が出にくくなります。

早い段階でテイストを決めておくことで、空間全体に一貫性が生まれます。

Q2.家具はリノベーション後に選んでも問題ありませんか?

後から選ぶことも可能ですが、サイズや配置は事前に想定しておくことが重要です。

特にソファやダイニングテーブルなどの大型家具は動線に影響するため、設計段階で配置を検討しておくと失敗を防げます。

Q3.インテリアまでリノベーション会社に依頼できますか?

会社によって対応範囲は異なりますが、インテリアコーディネートまで一括で提案してくれる場合もあります。

FINDではおしゃれで個性的な実例を多く手がけているため、インテリアコーディネートまで含めたリノベーションも行えます。

内装と家具を一体で計画することで、統一感のある空間に仕上がりやすくなります。

Q4.費用はどれくらい見ておけばよいですか?

リノベーション費用とは別に、家具や照明、カーテンなどのインテリア費用がかかります。

こだわりによって大きく変わるため、内装と合わせてトータルで予算を考え、優先順位を決めることが重要です。

Q5.生活感を出さないためにはどうすればよいですか?

収納計画とインテリアの統一がポイントです。

見せない収納を確保し、色数や素材を絞ることで、すっきりとした空間に仕上がります。

リノベーションでは収納を設計段階から組み込むことが効果的です。

インテリアにこだわりたいならFIND

FINDは神奈川県川崎市に本社を構える、リノベーション、リフォーム、不動産売買仲介、空間デザイン、ホームインスペクションまで行うリノベーション会社です。

FINDのリノベーションでは、プランナー、設計士、不動産のプロがチームになって理想の住まい造りのお手伝いを行わせていただきます。

まずはお気軽にお問い合わせください。

海老澤 知絵

ライフディレクション事業部 設計チーム / 一級建築士 / 既存住宅状況調査技術者